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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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side 優美 3-1

句美子とのLINEが終わった直後
優美はおさむへLINEを送る

「この時間帯なら画面見てるでしょ
 未読スルー禁止だよ」

「怒ってる?」

「あ 今日はちゃんと返信くれたね」

「怒ってるよね?」

「うん 怒ってるわよ 未読スルーばかり
 夜中 早く寝てるの?」

「うん 10時に寝てる」

「具合悪いの? 食べてないようだけど」

「どうして 食べてないこと知ってるの?」

「いま くみこちゃんから聞いたわ
 くみこちゃん 心配してたわよ」

「それで怒ってる?」

「うん そう 10歳の子に心配させてどうするの?」

「ごめんなさい」

「金曜日はちゃんと食べさせるからね いい?」

「嫌と言ったら…もっと怒りそう」

「おさむくん!!」

「はい ごめんなさい 食べます」

「よろしい ほんとにもう…食欲ないのは
 ゆきちゃんが原因?」

「傷つけてるから」

「うん そうね どっちを選ぶとしても
 片方を傷つける 仕方ないでしょ?
 優依が好きなんでしょ?」

「うん…ゆいちゃんがいい」

(そうはっきりと言われると わたしも悲しい)

「優依を選んだんだから
 優依にも悲しませたらだめだからね」

「うん」

「それで金曜日 何食べたい?」

「うーん 袋麺でいい」

(インスタント麺ばかり食べないでよ まったく)

「インスタント麺禁止 ちゃんと栄養とれるもの食べないと」

「うー ご飯じゃなければいいです」

「はいはい ご飯嫌いはわかってるから
 パン類は?」

(ほんと ご飯嫌いが酷いね この子は…あ、この子とか思っちゃった)

「パンなら食べる フレンチトーストとかすき」

「フレンチトーストね わかったわ おかずはわたしが考えるでいい?」

「うん ありがと」

「ううん あと土曜の昼 くみこちゃんに
 金曜の夕ご飯の残り物持たせるから
 優依が作ったものだろうし ちゃんと食べなさい」

「うん」

優美がおさむとLINEしていると
優依が帰宅してうがい等すませて
ランドセルおいてやってきていた

「お母さん 夢中になって何してると思ったら
 LINEですか」
「あ 優依 おかえり 気づかなかった」
「それで…おさむくんと?」
「うん 夜中に送っても未読だから…」
「早く寝てるの?」
「10時には寝てるみたい…」
「具合でも悪いの?」
「ゆきちゃんのこと気にしているみたいね」
「そ、そう…」
「それで食欲もないってさっきくみこちゃんから
 LINE来て…だから叱っていたの」
「なるほど くーちゃんにも心配させてるのね」
「うん だから金曜日にしっかり食べさせるつもり」
「ほんとは わたしがやるべき事なんだろうけど」
「忙しいんだから 優依だって
 それにおさむくん甘やかしすぎだよ
 叱るときは叱らないと」
「そうね 体重かるいし」
「うん あと金曜の夜ご飯の残り物を
 くみこちゃんに持たせるつもりだから
 そのつもりで金曜夜は作って」
「あ うん なら…唐揚げとかきんぴらゴボウあたりかな」
「どっちもおさむくん好きにものだったよね」
「うん 天ぷらは揚げたてじゃないとだし
 作り置き出来るもの…かなぁ」
「ほんと 料理色々出来るようになったよね 優依」
「4ヶ月以上してきているし」
「ほんと わたしとしても助かってるから ありがとうね」
「ううん でも、なかなか食べさせる機会がなくて」
「そうね 毎週くみこちゃんに持たせるのは
 くみこちゃんも大変かなぁ」
「さすがに毎週は…」
「なにかいい方法…あるといいね」
「うん それで…お母さんは何食べざる予定?」
「今 聞いたところ フレンチトースト希望してくれた」
「おかずは?」
「わたしが考える」
「そっか インスタントラーメンじゃなかったの?」
「優依? なんで おさむくんが言ったことわかるの?」

優依の質問に吹き出して驚きつつ
優依に聞いてみる優美

「あ やっぱり インスタントラーメンを希望してたんだ
 それをお母さんが禁止とか言った?」
「うん ちゃんとしたもの食べなさいって」
「なるほどね なんでわかるって…なんとなくかな
 メールでもそんな感じだし
 インスタントラーメンばかり食べてるようだから」
「だめだわ よし 金曜日はきっちり食べさせる」
「嫌いなものは極力避けてね
 カリフラワーとかブロッコリーとかいんげんとか
 他にも色々あるから」
「ゆ、優依 そんなことまで把握してるの?」
「うん 一応全部把握してるよ」
「おさむくんのお母さんですか?」
「あはは」

(この子だからいっぱい甘えてくるんだろうなぁ
 全部受け止めてくれる安心感があるから
 ゆきちゃんとの差になるのかな この辺)

「あ あと これだけは絶対に入れたらだめなものは
 酢」
「酸っぱいものだめなの? おさむくん」
「うん だめ 入れられたらまず食べないと思う」
「わかった ちゃんと食べさせたいから
 食べれるもの作るわ」
「よろしくね お母さん」


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