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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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side 句美子 4-2

(おさむくん 痩せすぎなのに食欲ないって
 ちょっと おばさんにLINEしてみよう)

「こんにちは くみこです」

「くみこちゃん どうしたの?」

「おさむくんのことで」

「なにかあったの? わたしは最近
 夜中にLINEしても既読すら付けてくれなくなってるけど」

「そうなんですか?
 わたしにはすぐ返してくれてるけど」

「むぅ…ひどい 金曜日 といつめる」

「わわ おばさんも抑えて下さい」

「むぅ…それで…おさむくんがどうしたの?」

「いま LINEしてて食欲ないって言ってて」

「そ、そう 夜も早く寝ちゃうのかな
 ゆきちゃんのことで気にしてて」

「たぶん 体重38キロしかないし
 心配になってきて」

「軽いもんねぇ 金曜日はしっかり食べさせないと…」

「わたしは料理出来ないから」

「優依の手料理が1番かなぁ 金曜の夜ご飯の
 あまりものでよければ土曜日にわたすから」

「え? いいんですか?」

「優依が作ったものなら嫌がらずに食べるでしょ」

「ゆいちゃん依存…」

「くみこちゃんも大変ね」

「あ いいえ わたしが料理出来たら
 食べてくれるのかなとか思ってしまって」

「その辺は心配ないと思うよ
 おさむくん くみこちゃんにも心ゆるしているし」

「あ…それじゃ、わたしも作れれば毎週土曜日食べさせれるのかな」

「うん 可能性はあると思うよ
 優依だって毎日 台所に立つようになったから
 くみこちゃんも作れるようにはなるよ」

「ありがとう がんばってみる というか
 食べさせないとだめだと思うし体重38キロしかないとか
 心配」

「おさむくん 金曜日に叱ろうかな
 10歳の子にこんな心配させないようにって」

「わたしが叱るから…」

「それはそれで…なけない」

「おばさん ありがとうございます」

「いえいえ それじゃあね」

「はい」

(わたしも台所に立つようにしよう)

そう思い立つと
居間にいる母親のところに行き

「夕ご飯の支度 わたしも手伝う」
「え? 熱でもあるの?」
「熱はないから…料理出来るようになりたいだけ」
「そうなのね じゃ、おしえていくから」
「ありがと お母さん」
「もしかして久保田さんのため?」
「あ うん 食欲もないようだし体重聞いたら
 38キロしかないとかいうし」
「あらあら…かるすぎ」
「うん だから食べさせないとって」
「わかったわ…毎週行くんでしょ?」
「うん 土曜だけはしっかり食べさせるつもりで」
「句美子も成長してるね お母さん うれしいわ」
「ありがと 泣かないで」

そうして
句美子も毎回台所に立つようになる


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