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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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side 句美子 4-1

火曜の夕方 草摩家

「ただいま」
「句美子 おかえり 宅配届いてるよ」
「あ うん うがいとかしてくる」

洗面所でうがい等をすませ
ランドセルを自室において携帯を持って
居間に行く句美子
句美子の姿を見て句美子の母親は

「ダンボールあけていい?」
「うん」

句美子の返事を聞いたあと
ダンボールをあけていく母親
すると…薄緑色のケースを確認し

「きれいな色だしデザインもかわいいね」

と…句美子の母親が句美子に言う

「うん わたしが緑すきなのも知ってるから
 緑のケース調べてくれたの」
「そこまで気を遣ってくれる人なのね」

ふたりは早速
携帯をケースに装着して
肩からさげてみる

「どうかな?」
「財布っぽいデザインだよね」
「うん 学校には持ち歩かないけど
 出かけるときは肩からさげておけば
 置き忘れることもなさそう」
「そうね それにしても
 こういうデザインもあるんだねぇ
 まったく知らなくて
 自分のは適当に選んだから」
「わたしが携帯買って貰ったと知って
 すぐこういうのを調べるって」
「なんというか…マメな人だよね」
「うん…それじゃ、部屋に戻るね」
「夕ご飯になったら呼ぶから」
「はい」

句美子は自室に戻り
ベッドに寝転びながら携帯を触り
LINEをひらく

「こんにちは」

「うん? 学校終わったのね」

「さっき帰ってきたところ」

「おつかれさま」

「ありがと それで、ケース届いたから
 ありがとうって」

「届いてよかった 気に入って貰えたのかな」

「うん デザインもいいし
 肩からさげて持ち歩くにも助かるかもって」

「よかった…くみこちゃん以外のホワイトデーはまだ決めてないけど」

「ゆいちゃん ゆきちゃん あやおねえちゃん
 おばさん ゆかちゃん?」

「うん…」

「ゆきちゃんにもちゃんとわたすのね」

「それは…うん もらったわけだし」

「そっか 今日もゆきちゃん元気なかったし」

「うちのせい?」

「うーん なんともいえない」

「そう…」

「おさむくんのほうはどうなの? 食べてる?」

「あまり…あやちゃんが介助の時は食べてるけど」

「食欲沸かない?」

「うん」

「痩せてるよね? たしか38キロだったよね」

「うん」

「身長は」

「156ぐらい?」

「だいじょぶ?」

「いちおうは」

「土曜日 わたしがなにか食べさせる?」

「うん それなら食べる」

「かわいい子の介助してくれないと食べないとか?」

「え…」

「だめだよ? おばあちゃんの時も食べないと」

「うん なんか今日のくみこちゃん
 おかあさんぽい?」

「あ…わたしったら…いやだった?」

「ううん もっと あれこれいわれたい」

「おさむくんって…あれこれ
 めんどう見て貰える子がすきなんだよね
 だから ゆいちゃん」

「うん…」

「わたしもいっぱいめんどう見るからね」

「うん いっぱい甘えると思うけど」

「それじゃ、金曜日ね」

「うん」


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