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月の裏側
【調教 官能小説】

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-4

泣きながらベッドのある場所へ戻った美月を、祐は、ベッドにはあげなかった。
床で四つん這いになるよう命じられる。

尻を高く上げる。
何かが挿入される。
『イヤーーーっ』美月が悲鳴をあげても、祐の手が止まるはずはない。
祐の指が美月のアナルに入っていた。
アナルをほぐすようにまさぐられる。
単純な快楽ではない。しかし、美月の悲鳴はだんだんに甘い声になりかけていた。
ひとしきり指でまさぐった後、祐は、指を抜き、何か違うものを挿入してきた。

愛する人から、人としての尊厳を取り上げられ、醜態を晒し続け、今また、何かをアナルに入れられている。祐がその何かをゆっくり入れ、ゆっくり引き出す。
まっすぐなものではないようだ。
恐らくアナルビーズと呼ばれるものだと思われる。

悲鳴は、完全に喘ぎ声となっていた。
アナルビーズを受け入れて、尻を振っている姿を祐は見下ろしていた。

アナルビーズを奥まで入れると祐がスイッチを入れた。どうやらバイブも付いているようだ。
美月は、再度悲鳴をあげた。
『イヤーー。お願いー。』
祐は、耳を貸さず、美月の尻を鞭で叩く。

ヴァギナやクリトリスとは違う感覚だった。
快楽というよりは、被虐が身体中を駆け抜ける。
愛する人に肛門を犯され、鞭を振り下ろされている。他の男に連絡を取った罰だ。

『ごめんなさい。ごめんなさい。』
泣きながら許しを乞うが、祐の鞭は止まらない。
四つん這いの美月が顔を上げると、スマホが固定され録画をされていた。

『こんな姿を撮らないで、お願いー』
祐は、アナルビーズを引き抜き、ペニスを挿入した。一切の前戯がなくとも、美月のヴァギナからは蜜が滴ってした。
バックから美月を激しく犯す。
美月が登り詰める瞬間に腰を止める。

5度繰り返した時、美月は、失神した。
倒れ込んだ美月に、祐は、精液をかけた。
美月の髪や顔は、白い精液で汚されていたが、穏やかで満たされた表情をしていた。

祐は、録画を止めた。


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