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上野家のある週末
【SF 官能小説】

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眠れぬ夜-9

恵は身体をピクピクさせ震えている。正輝は、

「続ける?」

と聞くと恵は正輝を潤んだ瞳で見上げ、

「お願い…」

と呟く。正輝は頷き、恵を再び同じ高さまで持ち上げる。そして前の時より勢いをつけ振り降ろす。股間の衝突音、結合音と共に恵は、

「グァー!」

と絶叫して、再び一撃で果てた。正輝は再び手を離さない様にと注意する。そして絶頂して涙を浮かべ口をワナワナ震わせている恵に、

「もう、止めようかな?」
「母さんは息子とのセックスを望んでいないんだから。」

と意地悪そうな顔で言い放つ。恵はピクンとその言葉に反応して、

「続けて…」

と言うが正輝は動かない。恵は顔を歪めて、

「お願い!」
「お願いよ!」

と懇願する。正輝は無言で再び恵を持ち上げる。二人の股間を離す際に膣が性器を掴んでいるので力を要した。正輝は最大限に腰を引き、降りて来る恵の股間を勢い良く突いた。

「ギャアー!」

と悲鳴を上げ、恵は殆ど気絶状態になり一瞬で絶頂した。正輝が、

「離すな!」

と大声を出すと条件反射的に恵は、離れかけていた両手で正輝の首をかろうじて掴み直した。身体を硬直させ、両脚をピンと張った恵に正輝は、

「聞こえている?母さん。」

と呼び掛け、

「僕の恋人になる決心は付いた?」

と返事を促す。閉じていた目が開いて正輝を何とか見た恵は無言だった。正輝は、

「恋人にならないなら、もう止めだ。」
「それに、もうセックスはしない。」

と突き放す様に話してベッドに近付き、恵を降ろそうとすると、

「いや、止めちゃ…」

と恵は慌てて言うと少し間を置いて、

「分かったわ…」

と小さな声で了承する。正輝はしてやったりの顔で、

「何が分かったの?」
「はっきり言わないと。」

と言うと恵は、発汗して真っ赤な顔のトロンした目を正輝に向け、

「恋人になるわ…」

と言い、

「お願い、続けて!」
「正輝、お願い!」

と泣きそうな顔で懇願してくる。ダウン寸前なのにも関わらず、更なる快感を求める恵に、

(性欲が凄い!)
(本当にアルファ人てセックスしないのか!)

と正輝は内心驚いていた。そして視線を下げ、二人の股間を見て二人の股間が恵から分泌された白い大量の塊で覆われている事にもビックリする。

(こんなの、ポルノでも見た事ないよ!)
(僕の戻らないデカい亀頭と同じ様に、ベガァ人に飲まされた媚薬のせいで母さんもこうなったのか?)

と正輝は想像していた。一時的だと言われていた強壮剤の作用である巨大化した亀頭は一向に戻る様子は無い。だが、正輝はこの亀頭を気に入っていた。大きな亀頭は恵を悦ばせているに違い無いからだ。正輝は恵に向き直り、

「強烈なヤツ、行くよ!」
「しっかりと僕の首を掴んで!」

と話す。恵は目に力が戻り、嬉々とした表情になる。そして正輝に廻した両手に力を入れた。正輝は恵をゆっくり持ち上げ様とすると、膣が性器これまで以上に掴んで離さないので力任せに引き剥がす。

恵を高々と自分の顔の高さまで持ち上げて、恵の位置とベッドの位置を確認して頷く。恵が手を離して落ちてもベッドが緩衝材になる様にだ。二歩位ベッドに近付く。正輝は恵を見て、

「僕が望む時いつでも、オマンコさせる事!」
「僕が望む時はいつでも、僕のチンポをフェラする事!」
「僕はいつでも母さんの好き所に射精する!」

とゆっくりと話して恵に理解させ様とする。そして、

「分かった?」

と聞く。恵は正輝を恥ずかしそうに真っ赤な顔で見て、

「ええ、いつでもオマンコして頂戴!」
「いつでも、好き所に出して!」
「マンコでも、顔でも、口でも!」

と目を更にトロンとさせハッキリとした口調で応える。恵は再び心身共に興奮状態のピークになっていて、既に理性は吹き飛び、やや恥ずかしさは有るものの更なる快感を求める事しか考えられなくなっていた。

今の体位がもたらす強烈過ぎる快感は、恵を発情し盛り切った牝犬同然にして、言葉も本能的な反応で本音を吐露していたのだ。正輝は満足そうに頷き、

「行くぞ!」

と声を掛け、恵を投げ飛ばす勢いで振り降ろす。そして腰を思いっ切り引くと近付く恵の股間にタイミングを合わせて突き上げた。

「パァーン!!」
「バァッシューン!」

と股間同士の激突音、結合音と同時に、

「ギャアー!」

と恵の絶叫の悲鳴が轟く。口を大きく開いて目玉が飛び出しそうになった恵は完全に気絶して正輝の首を掴んだ両手を離す。正輝が慌てて、

「離すな!」

と叫ぶも、完全に手を離して落ちていく恵を正輝は左手で抱えてそのままベッドに何とか軟着陸させた。気絶したにも関わらず膣はがっつり性器を咥えこんでいて二人の股間は繋がったままだ。正輝は、

「母さん、大丈夫?」

と声を掛ける。今では恵の修復機能の事を知っているので、大事な事にはならないと分かっていたのだが心配してしまう。恵は正輝の呼び掛けに反応して瞼を開く。

正輝の性器が打ち込まれた瞬間、身体を雷に撃たれた様な衝撃が走り抜けた。それはもう快感とは言え無い様な物で激痛に近かった。だが、恵の口からは

「続けて…」
「お願いよ…正輝…して…」

と更なる結合を要求する。


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