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上野家のある週末
【SF 官能小説】

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いつもの朝-1

正輝はいつもの様に、目覚まし時計を何とか停めると声を上げ伸びをしてベッドから降りた。小さな頃から朝起きるのは苦手だった。睡眠時間が長くても短くても変わらない。今日の様に月曜の朝は、また一週間学校で授業が有ると思うと憂鬱だった。

朝ご飯を食べて学校に行かなきゃと思いながら、一階への階段を降りる。あのベガァ人達の襲撃から数ヶ月が経とうとしていた。驚く様な物を見て暫く動揺も有ったし、信じられない事を聞いて自分なりに悩みもした。だが以前の様な平穏な日常が戻ると退屈にも感じていた。

浴室の横の洗面所で顔を洗い、台所の方へ行き食事の支度をしている母親に、

「おはよう。」

と挨拶すると母親は笑顔で振り向き、

「おはよう。」
「もうすぐ、朝食が出来るわ。」

と応える。正輝は母親に近付き、

「もう、こんなになってるよ。」

と言い短パンの前が張り詰めているのを示す。恵は顔をほんのりと赤らめ、

「もうすぐ、学校にいく時間よ。」
「昨日の夜も沢山したでしょ。」

と嗜める。だが正輝は更に近付き、鍋が掛けて有るガスコンロの火を止めると母親の肩を優しく下に押さえていく。恵は、

「余りするのも良く無いわ。」

と言いながらも押されるままマイクの前に膝立ちになる。

「これじゃ、学校に行けないよ。」

と正輝は言いながら短パンと下着を一緒に脱いだ。抵抗が無くなった性器が反り返る。これ以上無い位に大きく太く硬くなっていた。亀頭は巨大過ぎる程大きい。結局、正輝の亀頭は元に戻らなかった。

「口を開けて。」

と言いながら恵の口に巨大な性器を押し付けると恵は口をこれ以上無い位に大きく開けて、正輝の亀頭を飲み込む。その顔は火照り目は潤んでトロンとなっていた。今では正輝の性器を見ると条件反射的に恵の身体は興奮状態になるのだ。

恵は激しく音を立て性器をバキュームしていく。頬を目一杯膨らませ取り憑かれた様に。登校前の息子にする事では無いと分かっていたが止められない。

(駄目なのに…)
(いけない事よ…)

恵はいつもの様に逡巡しながらも、今日も登校前の息子の性器を咥えるのだった。恵が息子の部屋に夜中行く事はあの夜以来無かった。正輝が毎晩恵の寝室に来て、母親の意識が無くなるまで抱くからだ。

正輝はますます絶倫になっていき、恵の身体の性感の敏感さは高まるばかりだった。正輝は家に居る時は恵の予定を聞き、任務が無い時は所、時間構わず恵を抱くのだった。

マザーの忠告にも関わらず、夜だけで無く昼間も恵の喘ぎ声が家の外にも響き渡る。マザーは音声遮断スクリーンを家の周りに巡らした。いつもジーパンだった恵は正輝の要求に応じて短か目のスカートと紐パンを着用させられた。剛毛生い茂る股間も刈り揃えられ性器が見易くなった。

恵は正輝の要求を拒めず、この前は任務用スーツになっているスーパーヒロインの格好でセックスしたのだ。若い女性になると今の恵に戻す様要求された。

「今の母さんの方が良いよ。」

正輝はそう言うのだった。恵は嬉しい気持ちもあったが正輝が将来も他の人間の若い女性に興味自体持たないのではと危惧もした。

恵はルーティンになった、亀頭から竿部分、玉袋へと念入りに執拗に口での愛撫を続ける。そして一旦性器から口を離すと上半身の衣類を脱ぎ、十分に唾液で濡らした巨大な性器を自分の二つの豊満な乳房に挟む。

正輝が性器を行き来させると亀頭が恵の方に来るたび、恵は亀頭の先を音を立て吸っていく。正輝は時計を見て時間が迫っている事に気付くと自らしごきだす、恵は正輝に近付き顔を差し出す。

正輝が呻くと恵は口を開け、顔を更に性器の方に寄せていく。正輝が恵の顔目掛け、量を増した驚くほどの大量の精液を発射する。恵の顔は精液で覆われる、まだ精液が出続ける性器を正輝は恵の口の押し込み、その中に最後の一滴まで注ぎ込む。

恵は正輝が出し終わり、正輝がテッシュで恵の顔を拭いてくれると性器を再び口に含み亀頭、竿、睾丸と掃除する様に吸い舐め回していく。正輝はそれが終わるのを待って、

「ありがとう。」

と行こうとするので、

「冷蔵庫にサンドイッチがあるわ。」
「それを朝食代わりにして。」

と恵は声を掛ける。正輝は言われた様にサンドイッチを取ると、

「じゃあ、行くね。」

と笑顔で声を掛け出ていった。これも最近の二人のやり取りの定番だった。恵は正輝の背に、

「行ってらっしゃい。」

とやはり笑顔で声を掛ける。恵は朝食前にシャワーする為にバスルームに向かう。服にも髪にも正輝の精液が掛かっていた事も有ったが、自分の股間もシミになる位に濡れていた。

正輝に膣に性器を入れて貰いたかったが、登校前にそんな時間は無い。一旦セックスが始まれば二人共止まらないからだ。なので、登校前のセックスはしないと言う取り決めを恵の方からしたのだった。

シャワーを浴びて着替え、朝食を済ませた恵は洗濯に取り掛かる。洗濯する物が増えて、ちょっとした一仕事になっていた。洗濯済みの物を持って裏口から、洗濯物を吊るす紐に固定しながら空を見上げる。快晴で今日も良い天気だ。

洗濯物も良く乾くと思いながら恵は裏口から家に戻る。正輝が良くスマホで聞いている曲を口ずさみながら、それに恵は気付いていなかった。


      【終わり】


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