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月灯り
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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妻の変化-1

 三人の青年は、普段からそれを生業としているのではないかと思えるほど、いっさいの無駄のない完璧な動きをしていた。一人が石鹸の泡を作っている間、一人は妻を優しく抱き寄せ、別の一人が妻に語りかける。美容師だという青年が妻の髪を持参したシャンプーで洗いはじめると、その洗い方を二人が習うという名目で、二人もそれぞれに妻の髪に触れる。まさに妻は夢見心地となっているようだった。そして、不思議なことに、私は、妻が青年たちによって心地良くされている、と、そう思うことで興奮させられていた。
 一通りのことが終わると、私たちは五人で湯舟につかった。
「ちょっと、旦那さん、湯から出て、そこに立ってくれます」
 一人の青年に言われ、私は興奮した状態の小さなそれを晒したまま湯から出て、妻たち四人の方に向かって立った。それだけで三人の青年だけでなく、妻までもが笑った。はじめ、私には、その理由が分からなかった。しかし、料理人だという青年が私と同じように湯から上がって私の隣に立った時、ようやく、私にも彼らの笑う理由が分かった。ようするに、興奮している私のそれが、すっかり萎えている彼らのそれよりも小さいかもしれない、と、そういうことなのだ。そんなところの名誉をここで主張するわけではないが、さすがに、萎えた状態の彼らのそれよりは、勃起している私のそれのほうが、僅かに大きかった、はずだ。
「ちょっと、こういうの、奥さん、好きじゃないですか」
 私の隣に立った青年は、そう言って、私をその場に、仰向けに寝かせ、その顔を跨ぐように立ち、そして、私の顔のはるか上で、自分の大きなそれを右手でゆっくりと上下させた。
 そうなのだ。彼らは、妻がサディストだと思い込んだまま集まっているのだった。しかし、妻には、そんな傾向はない、と、そう思ったのだが、違っていた。仰向けに寝かされて湯舟を見ると、ちょうど、その私の顔と同じ高さにあった妻の顔があり、それが上気しているのが見えたのだ。それは温泉のためのものではない。妻は惨めな姿の私を見て興奮しはじめていたのだった。
「じゃあ、こうしようよ」
 そう言うと、他の二人も湯舟から上がり、三人は私を囲むようにして立ち、それぞれに大きなそれを上下させた。
「これ、思っていたより興奮するなあ」
 一人が言うと、他の二人もそれに同意した。その言葉に嘘のないことは、三人の怒張したそれを見れば分かる。
「あ、これ、ちょっと、我慢が限界になるかも」
「さすがに、それはダメでしょう。それは奥さんの中に」
「じゃあ、せめてオシッコかけてもいいかなあ」
 三人の青年にここでオシッコなどかけられたら、普通なら怒るところなのだろうが、私は、あまりの興奮に、私も射精を我慢出来ないかもしれない、と、そちらの心配をしてしまった。
「ダメよ。それは、後のお楽しみなんだから」
 そう言って妻も湯から上がった。そして、青年の一人に自分の後ろから自分を抱きしめるように、と言い、別の一人には、私の顔を跨いで立膝となり、その大きなモノを私の顔の上に乗せるように、と言った。乗せろ言っても、それは元気よく起立しているのだから無理な話だった。しかし、青年はそれだけで妻のしようとしていることが分かったらしく、無理な体勢となりながらも、なんとか、私の顔にそれを押し付けた。
 その押し付けられたそれを妻が足で踏み、さらに私の顔に押し付けた。顔で感じるその感触は、これまでに経験したことのないものだった。硬い妻の足の裏も顔に当たる。芯は硬いが表面が柔らかい青年のそれも当たる。閉じた唇にも容赦なく青年のモノと妻の足の裏が押し付けられた。
 そこは、と、私は思った。もう一人の青年が足で私の小さいくせに彼らの大きさに追いつきたいと必死に怒張しているそれを弄びはじめたからだった。


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