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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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side 優依 13-1

電気屋に向かう車の中
優依の父親は運転しながら口を開く

「今日は朝からおつかれさま 優依 優美も」
「あ ううん わたしがやりたかったから」
「そっか…サンドイッチもおいしかった」
「ありがと お父さん」
「わたしも優依があらためてすごいって思った」
「おさむくんの介助もそうだし」
「あ それは俺も思った」
「えへへ」

一呼吸おいて
優依の父親は再び口を開く

「おさむさん もったいないなって感じた」
「どういうこと?」
「あ うん あれだけパソコンに詳しいのにって」
「あ、あぁ… たしかに おさむくん引きこもりだもんねぇ」
「両手が使えないというのは…雇う側としては…か」
「そ、そうね」

優美も寂しそうに言う

「優依のパソコンだってリストアップの候補もすごいし
 おさむさんが使ってるパソコンも…」
「そんなにすごいものだったなんて わたししらなかった」
「まぁ…興味ないひとには…そうなるわね」
「あと 俺…おさむさんに言われるまで気がついてなかったからな
 スピーカーと言いUSBハブと言い」
「あ それは…遠慮していたし わたしが」
「優依 まだ10歳なんだから…親に遠慮しなくていいぞ」
「ありがと」
「優美 携帯で検索頼めるか?
 USBスピーカーとハブ」
「わかったわ 予算は?」
「ふたつで1万ぐらいまでで」
「りょうかい」

携帯で検索していく優美

「えっと…優依の机におくわけだからあんまり置き場に困るものは避けたいよね」
「そうだな それでいて…最低2.1チャンネル」
「それって違うの? 低音部分も…と言う感じで」
「なるほど スピーカーに7000円ぐらいとハブに残りって感じ?」
「そんな感じで…」
「ありがと お父さん お母さん」

こんな会話をしつつ
電気屋で買いものをして
近くのアイス屋でアイスを買って

「優花 アイスおいしい?」
「うん あと ゆきおねえゃんかつくったもの おいちかった」
「ゆかー わたしのサンドイッチは?」

ちょっと拗ねたように
優花に尋ねる優依

「おねえちゃんのサンドイッチもおいちかったよー」
「そか ありがと」
「たまごやき またつくってくれる?」
「あ うん つくってあげる」

優花の頭を撫でつつ
そう答える優依だった

そして帰宅して
スピーカーとハブを父親に繋いで貰うと

「お父さん 今日はありがとう」
「俺も楽しかったから」
「これからもおさむくんと関わってもいい?」
「それは反対しないよ 今日 俺の知らない優依の姿いっぱいみれたし
 いろんな意味で成長出来てるきっかけになってるんでしょ 彼は」
「そだね ありがと」

(よし お父さんにも反対されないのはよかった)

心の中でこう呟く優依

「また困ったことあったら遠慮せずいいなさい」
「ありがと」

優依の父親は部屋から出て行くのだった

スピーカーの音質確認する優依

(あ ほんとだ 今までより音よくなってる
 スピーカーひとつでもこんなに変わるんだねぇ
 スピーカーと言えば…ゆきちゃんいいなぁ
 あまっているからって…すぐ貰えるって
 それにUSBハブ…ぷんぷんだよ
 どうして…わたしがいるときにいうのかなぁ…)


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