投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

女子中学生 入試面接の恥辱〜続『恥ずかしの高校ミスコン』〜
【学園物 官能小説】

女子中学生 入試面接の恥辱〜続『恥ずかしの高校ミスコン』〜の最初へ 女子中学生 入試面接の恥辱〜続『恥ずかしの高校ミスコン』〜 18 女子中学生 入試面接の恥辱〜続『恥ずかしの高校ミスコン』〜 20 女子中学生 入試面接の恥辱〜続『恥ずかしの高校ミスコン』〜の最後へ

悪・夢・再・来-1

 その時を待つばかりの間、理真の心中には2年生の時の夏休みの、忌まわしい思い出が頭をもたげていた。

 それは1学期から不登校を続けていたクラスメートの荒崎月子を見舞った際だった。学級委員長だった彼女は、それまでも担任教師に頼まれてたびたび月子を訪れていて、その両親とも顔見知りになっていた。

 そして、ここのところずっとふさぎ込んで親とは口も利かなくなっている月子に、友達として一声かけてあげてほしい、力になってやってほしい、という月子の父・登美男からの求めに応えたつもりだった。

 だが月子の家を訪ね、その部屋に入っても、彼女の姿は無かった。代わりに入ってきたのは登美男だった。

 しかも戸惑う理真を見つめるのは、それまでの友達の父親としての優しい目ではなかった。彼女を獲物として窺う、毒蛇のようなまなざしだった。

「理真ちゃん、ほんと可愛いからね。この時を待ってたんだよ」

 すべてはこの男の罠だった。在宅の仕事が中心だったため理真に応対することも多かったが、たびたび娘を見舞いに訪れるこの美少女を、もともとそういう性癖の持ち主だったのか、欲情の対象として見るようになっていた。

 それで月子が、まとまって仕事の休みを取れた母親と2人で北海道に旅行に行った時をチャンスと見て、理由を作って理真を家に呼び寄せたのだ。ふさぎ込んで口も利かないなど大嘘だった。


 愕然となる理真に男は抱きかかり、その衣服を片っ端から剥ぎ取っていく。

 必死に拒んでも、ほんの14歳の小娘が大の男の力に抗えるはずもなかった。

 近くに他の民家もない一軒家、しかも閉め切られていたから、いくら悲鳴をあげても誰にも届きはしない。

 こうして一糸まとわぬ姿にされたうえ、後ろ手に縛られ、抵抗することも大事な所を隠すことも出来ないようにされた理真は、登美男の淫猥なまなざしを前に恥辱と恐怖でがたがたと身を震わせるばかりだ。

 登美男は女子中学生の無垢な裸身を隅々まで舐めるように見つめると、なめらかな肌に指を這わせ、初々しい乳房を弄んだ。


「いやいや、ほんと可愛いねえ理真ちゃん。でも、もっと可愛らしくしてあげるよ」

 浴室に場を移され、理真はまだ芽生えて1年ばかりの薄い恥毛を、全部剃られた。登美男はパイパンにされた彼女の秘裂に目を注ぐと、いよいよ自身も下半身を晒した。


「それじゃあ理真ちゃん、頂くとしようか」

 こうして理真は、中学2年生にして最悪の形で男を知った。いつか大好きな人ができたら、その彼にこそ純潔を捧げたい。そんな女の子らしい願望すら抱く前のことだった。


「このことを誰かに喋ったら、この写真をネットにばらまくよ。そしたら君の人生、完全に終わるからね」

 辱められた乙女の裸身を、登美男は何度も角度を変えてスマホで撮影すると、それを彼女の眼前に突きつけて、固く口外を禁じた。


「もういいよ。バージンじゃなくなった君なんて、用は無いからね」

 そう告げられて、帰された。

 登美男からは痴態写真を盾に口止めされたが、そうでなくてもあまりの恥ずかしさと屈辱に、理真はこのことは誰にも話せるはずがなかった。親にも教師にも、またもちろん、月子にも。

 警察にも病院にも行けず、ひとり懊悩するばかりの理真だったが、あの恥辱からわずか3日後に、予定より早く生理が来た。「後で面倒なことにはしたくない」と登美男は膣内射精はしなかったものの、それが確実な避妊になるとは限らないのは当時の理真もだいたい知っていた。それだけに中学生で妊娠するという最悪の事態を免れたことで安堵した。

 これで黙っていれば決して表沙汰にはなるまい、あのことを知るのは彼女自身とあの男以外誰もいないと、ひとり胸の内に秘めておくことを心に決めた。

 それ以後、理真は荒崎家を訪れることはなかった。月子は何かきっかけを掴んだのか2学期から学校に姿を見せるようになったが、その顔を見るたびにあの日の恥辱を思い出させられ、彼女に罪は何もないと知りつつも疎遠になっていった。「もう用は無い」という登美男の言葉は嘘ではなく、しばらくはあの写真で脅されてまた呼び出されるのではないかと気がかりだったが、それから何かが繰り返されることはなかった。

 そして、その後の理真は表面上は何事も無かったかのように中学校生活を送った。悪夢やフラッシュバックに苛まれることもたびたびだった。だが、ほぼ1年半が過ぎた今では、一頃ほどではなくなっていた。

 とにかく忘れたいばかりの出来事、他者に対しては一切無かったことになっている彼女の黒歴史だった。


女子中学生 入試面接の恥辱〜続『恥ずかしの高校ミスコン』〜の最初へ 女子中学生 入試面接の恥辱〜続『恥ずかしの高校ミスコン』〜 18 女子中学生 入試面接の恥辱〜続『恥ずかしの高校ミスコン』〜 20 女子中学生 入試面接の恥辱〜続『恥ずかしの高校ミスコン』〜の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前