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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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学校での会話 1-1

翌朝 幸子が登校口で上履きに履き替えようとしてるときに
外から元気よく駆け出してくるツインテール少女がひとり声をかけてきた
高めのツインテールで結び目には大きめの白いリボン
どこぞの魔法少女を思い浮かべるようなものだった

「おはよー ゆきちゃん」
「あ ゆいちゃん おはよう 今日も元気だねぇ」

「えへへ 元気がとりえだしー」
明るくて元気で…それでいてかわいくて…幸子は
ちょっと優依のことうらやましいなと感じていた

(わたしもこれくらい元気にできたらなぁ…)

「それで…ゆきちゃん 昨日のことまだ考えたりしてるの?」
「え あ 昨日のこと…その…えっちについてのこと?」

うらやましいなとか考えていたら…ふいに優依に昨日のことの話を続けられて
とっさにびっくりしてしまいつつも声を潜めながら話返す

「そーそ それ」
「ゆいちゃん!! 周りに聞こえたらどうするの」
「あ ごめんごめん」
「ここじゃ話しづらいから…とりあえず、教室にランドセルおいてから」
「そうだねぇ とりあえず、ランドセルおこう」

二人は教室に向かってランドセルを自分の席においた
二人とも席が隣同士で小学校に入ってから4年間、偶然にも同じクラスで
1番の仲良し同士という間柄だ
ランドセルを置いたあと教室を見回す二人
時間的には朝のホームルームがはじまるまで
まだ余裕がある感じだが、ちらほらと男子もいる

「ちょっと…ここだとまずそうね? トイレに行こう ゆいちゃん」
「そうだね そのほうがよさそう」

と…二人は女子トイレに…1番奧の洋式トイレのところに行き
扉を閉めてひそひそと話し始める

「それで…どうなの? ゆきちゃん」
「それは…色々考えていたよ 学校から家に帰るときにあれこれ」
「そうなんだぁ わたしは…いい案まったく思いつかなかったなぁ」
「そりゃ、普通はそうでしょ?
 お父さんには言えないだろうしクラスの男子も…だし?」
「…だね やっぱり高校生ぐらいになるまでこういうのはお預けかなぁ?」
「わたしもゆいちゃんも…まだスマホとか持つこと許可されてないもんね」
「そうだね でも、スマホ持ってしまうと危ないことに巻き込まれるだろうし」
「SNSで知らない人と会うとか…それね」
「うん テレビでよく言われてるね」
「そういうのには気をつけないとだよねぇ それに知らない人とはしたくないなぁ」
「…こわいもんねぇ いろいろ」

そんな感じの会話からはじまった
小学4年生…さすがに携帯電話を預ける親はまだ少ないだろう
情報はテレビが主になってしまうのも仕方ない

「で、考えていて…思いついたこと一つあるんだ」
「ゆきちゃん すごい どんなこと?」

目をキラキラしながら聞き返す優依
それをみて…この子ってば…と思う幸子

「わたしの家には何度か遊びには来たことあるよね ゆいちゃんは」
「うん あるね」
「でも、だいたいはおばあちゃんとかお母さんが対応してるよね」
「そうだね ゆきちゃんのお父さんはあんまりみないね」
「お父さん…仕事忙しいから…しかたないかな」
「わたしんちもお父さんあんまり家にいないし…そんな感じなんだろうねぇ どこでも」
「かもしれないね それで…お母さんやおばあちゃん以外にもうひとりいるの」
「え そうなの? 今まで会ったこともないのはどうして?」
「おじちゃん…なんだけど…自分の部屋に引きこもり」
「えー ひきこもりって…だめなひと?」
「そりゃ、身体がなんともなくてちゃんと働けるのに
 引きこもりしてるならだめなひとだけど」
「ちがうの? 身体…どこかわるいの?」
「うん 生まれつきで両手が使えないのと喋ることも出来ない人」
「そ、そうなんだ」

障害者のことなんて普通の小学生には縁がないものだ
なんて言ったらいいのかわからない優依の反応もそんなもんだろうって思う幸子

「でも、頭の方は普通の人と変わらないから…
 会話する手段さえどうにかすれば会話はできるよ」
「そうなのね」
「わたしも…昨日、はじめて…おじちゃんの部屋に行って会話してみたんだけどね」
「え はじめてって…今まで何も会話してこなかったの?」
「うん…まぁ どうしたらいいかわからなかったし…」
「ゆきちゃん 勇気出したのね」
「勇気というか…その…えっちなこと興味あったし」
「あはは… やっぱり実際にみてみたいもんねぇ せーえき」
「そう みてみたいって…思ってて…それで」
「おじちゃんに?」
「うん 悪い子だなって思うけど好奇心の方が勝っちゃって」
「悪い子…わたしもそうだから…でも、いいなぁ ゆきちゃんは」
「え いいって…なにが?」
「だって…見せて貰えそうなひとがいるってことでしょ?」
「あ そう言う意味 うん 昨日、会話して…色々話せた」
「でしょ いいなぁ わたしもみてみたいなぁ」
「そう言うよねぇ やっぱり」
「うん 興味あるもん」
「それで…話を戻すけどおじちゃんの部屋にはじめて入って」
「うん なにかへんなのあったとか?」
「え どうしてわかるの?」
「えへへ だって…男の人の部屋でしょ?」
「あー そうだね それで…わたしが入ってくることも
 気づかずパソコンの前に座ってて画面見ていたの」
「その画面にへんなのが映っていたと言うこと?」
「そうなの その…動画だったんだけど…」

そういいながら幸子は少し顔を赤くしながらいう


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