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先輩のセカンドバージンは僕のもの
【熟女/人妻 官能小説】

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秘密の社員研修B-7

「あたしの独占欲、おかしいみたいです。佐藤くんの表情だけじゃなくて、好きなものも全部知りたいって。だから……本間さんがどんな風に感じるのか、知りたくなっちゃったみたいです。
ナカ……あんな風にうねうねして……すごくやらしいんですね……」

その言葉に全てが集約されているような、狡猾で、普段とはかけ離れた妖艶な加奈子に、佳織の肌に鳥肌が立つ。
加奈子が再び、佳織のそこに手を伸ばそうとしたときだった。

「加奈子、だーめっ」

いつもの子供っぽい調子で理央は加奈子に声をかけ、後ろから抱きしめる。

「加奈子は僕の。ヤキモチ妬いてる。僕より本間さんのほうがいいの」

理央は加奈子の体を自分の方に向けさせて、佳織の体に背を押し付けさせるようにする。
自然と、加奈子のことを佳織は抱きしめた。
理央はコンドームを付け替えると、脚をM字に開かせて、腰を近づける。

「本間さんの体に触る加奈子もすごくやらしいけど……やっぱり、僕にしか触って欲しくない。僕しかやだ」

加奈子の体を後ろから抱きしめながら、理央の切ない表情を見て佳織は思う。
加奈子は、佳織しか見たことのない表情を知っていると自分に嫉妬したと言うけれど、こんなにも切なそうに甘える理央の心を引き出せるのも加奈子だけなのだ。
自分は彼との快楽に溺れることしか考えられず、後輩として大事だと言いながら傷つけて、彼自身を本当に大事にするなんて、そんなことは到底なしえなかった。
二人が愛おしい。佳織はそう思った。

「ホント……?」

「僕の大好きな本間さんでも、隼人でもやだ」

理央は壁に左手をついて、右手でペニスをそこに宛てがうとずるん、と一気に突き立てる。

「は、ぁっ……うっ」

佳織の腕に、加奈子が震えた振動が伝わる。
愛おしい二人の性交の場にいられることは、佳織にとって幸せを分けてもらうような感覚だった。

「あ、ぁあっ、佐藤くんっ……んん、は、ぁっ……気持ちいい……」

汗だくのTシャツをたくしあげ、佳織は加奈子の胸を両手で愛撫する。
そして右耳にキスをし、しゃぶり、舐め上げる。

「ん、本間さん、や、んっ、そんなっ……」

「ふふ、あたしにもしてくれたでしょ?お返し。びくびく震えて可愛い。こんなに、いやらしいかただと思わなかった……」

「んぅ。そんなに触ったら、加奈子が本間さんのほうがよくなっちゃうじゃん」

加奈子の腰を押さえて理央は奥の感触を堪能しつつ、むすっとした表情を佳織に向ける。

「何でそう思うの……?こんなに気持ちよくなって、いやらしい姿をさらけだしてるのは、中村さんが理央のこと大好きだからでしょう?」

「そうかもしれないけど!だって、本間さんの舌も、指もすんごい気持ちいいんだもん」

「そう思ってもらえるなんて光栄ね……でも……」

佳織はふふっ、と笑うと理央の顔を引き寄せて、加奈子に強制的に口付けさせる。

「中村さんの舌は、もっと気持ちいいでしょ?」

「ん、んぅっ……んんっ」

加奈子の唇の隙間から、甘い吐息が漏れ出してくる。


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