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先輩のセカンドバージンは僕のもの
【熟女/人妻 官能小説】

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甘い同棲生活G-5

「たくさん、していいから……っ。今日おかし……い……の。理央に、はしないところ…見られて、おかしくなってるの…!」

抱き寄せられた理央は、甘美な吐息を漏らす彼女のナカで果てることしか考えられなかった。

「あ…理央、んん…! いく、いく……っ」

昼に、あんなに射精したというのに。

また加奈子の熱に絞り取られそうになる。

昼の情事で腰が限界だがーー本能的に、腰を振ることしかできない。

「僕も……いく……っ」








理央の射精のあと、恥ずかしさから、加奈子は理央に背を向けて布団に潜っていた。


(僕、どうしたらいいんだろう……)


常夜灯のみがついた暗い中で、激しく愛し合ったものの、お互い一声がかけられない。

加奈子は、理央や柚木のプライバシーを気にして二人に個室を与えたが、加奈子の寝室であるここはリビングにもなる場所だ。
そんな加奈子の気遣いに対して理央は、加奈子のプライバシーをあまり気にしたことがなかったかもしれない。

理央は自分の今までの行動を省みて、反省せずにはいられなかった。

「ーーごめん、加奈子。僕、無神経だった」

「ん、何が…?」

狭い布団の中でも距離を取っていたが、手を伸ばし、後ろから抱きしめる。

「加奈子のプライバシー、今まで僕、気にしたことなかった。ごめん」

「ほんと、もう。急に入ってくるんだから」

加奈子はくるっと腕の中で振り返り、理央の頬をつねる。

「家出しちゃおうかな」

「や、やだっ。それはやだっ。ごめん」

「あたしだって、一人で悶々としたい時間もあります〜……でも、ああやって同じタイミングで理性がふっ飛んだら、二人ともダメになって……すごいんだね。ふふ」

ちゅっとついばむようなキスを加奈子は施す。

「すごく気持ちよかったし、それに理央があたしのこと大事にしてくれて、嬉しい。ありがとう」


ーーしてるよ、十分……! 大事なのに、こんな、強引に……畜生……っ。


咄嗟に出た吐き捨てるような言葉を思い出して、理央は急に照れくさくなる。
その照れくささを隠すように、理央は口を尖らせた。


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