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月の裏側
【調教 官能小説】

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屈辱-1

光にとって、弟の祐が自分と似た世界に足を踏み入れたことは、とても嬉しかった。
細かな嗜好は違うとはいえ、大きく捉えれば、同じ世界の住人である。

性的な意味では美月に興味はなかったが、祐のサブミッシブとしての美月には、とても興味があった。もっともっと弟に従属させたいとSの血が騒いだ。

貸出や光の調教など、複数の提案をしたが、祐は、なかなか首を縦に振らない。
美月の体を見せるのは許せても、光や他の人に触らせるのは絶対にさせないと言う。
これが嗜好の違いだと思った。

光は、自分の調教する女を貸出する行為を好んだ。寝取られではなく、貸出である。
あくまで光の命令で、他の男と行為をさせる。
そしてその光景を見ながら、酒を飲むのが好きだった。貸出をしたあとは、女に罰を与えた。
どんなに従順なMも主である光以外に責められても、やはり声をあげるものだった。
声をだし感じた罰を与え、光は満たされた。もちろん、パートナーである女もその一連の行為を幸せに感じていた。

光は、ある計画を思いたった。
自分の嗜好も祐の嗜好も満たし、女や美月にも幸福を与える計画だった。


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