投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

[姦獣共の戯れ]
【鬼畜 官能小説】

[姦獣共の戯れ]の最初へ [姦獣共の戯れ] 276 [姦獣共の戯れ] 278 [姦獣共の戯れ]の最後へ

飛んで火に入る……-6



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー





まだ唯と彩花の報道が収まらぬ中、元・痴漢師の三人を除いた四人は、街外れにある自動車の解体屋の工場に来ていた。
前部のクラッシャブルゾーンが大破したミニバンや、見た目にも過走行でくたびれた営業車が並んでいる。
鈴木達は何度も拉致に使用した白い箱バンと軽自動車から、別の車両に変えるため、この工場を訪れたのだ。


『よう!コイツらの整備はバッチリだ。あと新しい天ぷら≠熄謔ケてあるぜ』


オイルに汚れた灰色のツナギを着た無精髭の男は、山田と言った。
田名部麻友の情報を売ってくれた、車両窃盗団のリーダーである。

山田が用意してくれていた箱バンと軽自動車のボディーカラーはシルバーで、街の光景により馴染むよう型式は一つ古いモデルだった。
窃盗団としてなら盗むに値しない車両だが、鈴木達の用途には適う。
つまり、わざわざ盗んでくれたのだ。

優しくも頼もしい山田に招かれた鈴木達は、
スクラップ車の間を抜けた先の事務室に入り、綺麗とは言えないソファーに座って出されたインスタントコーヒーを口にする。


『なあ、最近ニュースになってる二人はヤッた≠フか?』

『クククッ!二人じゃなくて三人だ。報道記者をやってた古芝風花ってメスも姦ってやったぜ』


鈴木は動画サイトの[ふうかチャンの報道記録]という番組と、監禁部屋の風花の写真を山田に見せた。


『記者だと?余計な取材とかして俺達の悪事をバラそうとしてたのか?』

『オウよ。だから拉致って姦って監禁してやったぜ。二度と陽の目が見れねえようになあ』


山田は組織としての役割を知っている。
間違っても『姦らせろ』とは言ってこない安心感と、信頼がある。


『っとお。コレを忘れちゃいけないよなあ?いつもお世話様です』

『あいよ!こちらこそお世話になっておりますです』


鈴木は手持ちの鞄から分厚い封筒を四つ取り出し、山田の前のテーブルに置いた。
中を改めた山田はニヤリと笑い、それを錆びついた金庫の中へ仕舞った。

この高額な金のやり取りが二つの犯罪集団の絆≠フ強さの証明であり、互いが共同体である事を示している。
行動を同じくしていなくても、コイツらは広義として見れば《組織》である。
古芝風花が振りかざした個人としての正義など、端から通用するはずがなかったのだ。
もちろん、彩花と唯の思いも……。


『そろそろ戻るか……また何かあったら頼むぜ。ケツだけアイドルの時みてえな情報だと最高だけどよお』

『ケツだけ…?ああ、まゆまゆのコトか。もちろん手に入れたら速攻で連絡……?』


ゆるりと立ち上がった山田を見て、鈴木達も外の方を見た。
あの箱バンの側に、一人の女性が立っていた。
長い黒髪に、年齢にそぐわぬそばかす……強い陽射しを受けて輝く真っ白な頬は、まるで女神の如き美しさを放っていた……。


「お忙しいところをすみません。私、〇〇局で記者をしています」


彼女は首から掛けたネームプレートを見せながら事務室の前まで来た。
そのネームプレートを、鈴木達は見た事がある。
それは風花が着けていたのと、全く同じ物だった……。


『お客様が来たんなら、俺らは席を外すか……ちょっとその前にトイレ借りるぜ』


[姦獣共の戯れ]の最初へ [姦獣共の戯れ] 276 [姦獣共の戯れ] 278 [姦獣共の戯れ]の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前