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A secret scenery 森の教会とエルフの女の子(1)
【ファンタジー 官能小説】

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6 無菌操作-1


 ブライアンは片膝を立て、手際良く準備を進めているようだった。
 彼がまず取り出したのは清潔なシーツのようなものだ。彼はすばやくこれを展開して、エタノール(と思われる)を吹きかけた。
 ブライアンは次にラテックス(外科手術などで使用されるゴム性の手袋のようなもの)を装着して、これには特に念入りにエタノールを吹きかけていた。彼はアタッシュケースから出てくるものすべて対して神経質にエタノールを噴霧した。彼は作業を続けながら、

「何をしている? 早く裸になって待機していなさい」
 と、ユリアに命令した。
 このひどく冷たい命令に、ユリアはまったく抵抗を示すそぶりを見せなかった。彼女も手際良く、するりするりと衣服を脱いでいった。

 ユリアは脱いだ衣服をきちんと畳んで、ブライアンが用意したシーツの上に重ねていった。
 上着、スカート、キャミソール、靴下があっという間に積み上がり、気がつけばその上にブラジャーとパンツが乗せられていた。
 ユリアは最後に靴を脱ぎ、衣服の山の脇にちょこんと添えた。

 先ほどまでユリアが身につけていたものすべてが、一箇所に集められている。
 これらの衣服はきっとふかふかで、ユリアが残した体温でまだ熱を帯びているだろう。
 このような光景は何か新しい示唆を僕に与えてくれそうな気がした。
 しかしこれとは別に、僕はもっと暴力的な光景を見せられたことによって、脳天を金槌で叩かれたかと思うほどの衝撃を受けてしまった。
 頭が真っ白になりそうだ。

 僕は生唾を飲み込んだ。その光景に目が釘付けになり、鼻の下を伸ばして見入っていた。
 女の子が大人の僕たち目の前で素足を床につけて、全裸を晒して立っている。
 自身の体を保護する一切の手段を奪われたエルフの女の子が、椅子の横につっ立っているのだ。
 つまり乳房や陰毛といった性の発達度合いや、普段どれだけご飯を食べていて、どれだけ運動をして、そしてどこにどれだけお肉が付いたのか、といったユリアという女の子のプライベートな情報がまるわかりだということだ。それは女の子がなんとしても秘密にしておきたい、他人が簡単に知ることのできないとてもエッチな情報だ。
 それなのにブライアンはユリアの体には目もくれずに準備を進めていた。

 ブライアンがなにやら特殊なメガネを装着し、細いライトを口に咥えたことで、準備が完了したらしい。
 彼が何かを言う前に、ユリアは自分から椅子に座り、股を開いて膣口を晒していた。

 膣はまるで、患者が歯科医に口の中を見せるように、当たり前のように提示されていた。
 ユリアには恥ずかしがるような様子は微塵もなく、彼女は終始無表情だ。ブライアンが二本の指を使ってユリアの膣をさらに広げ、くぱあっとしたときもユリアは顔を背けることもなかった。
 僕はこの時、処女膜というものを初めて認識させられた。


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