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A secret scenery 森の教会とエルフの女の子(1)
【ファンタジー 官能小説】

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7 スクルーチナイズ(無垢の証明)-1


 ユリアの膣の入り口は星印のようにぽつんと空いていて、膜で完全に閉じているわけではないようだ。
 ブライアンは処女膜のいくつかのタイプについて説明してくれていた。
 しかし僕にはそれまでのことが強烈すぎた。僕の頭に入ってきたのは、ユリアのようにすでに穴が空いているタイプの女の子というのは、処女膜の損傷を判断するのが難しいということくらいだった。

 そしてブライアンが次に行ったことは、素人の僕などにはとても野蛮なことに思われた。
 ブライアンはいつの間にか銀色の棒のような器具を手に持っていて、その先端をわずかに開いている膜の隙間に入れ込み、膣の奥深くまで挿し込んでしまったのだ。
「な、 な、ブライアンさん?」
「先ほど説明したでしょう」
「しかしこれはあまりにも」
「ユリアのようにすでに穴の空いている女の子の処女膜は損傷の判断が難しいのですよ」
 だからこそ、定期的に検査をする必要があるというわけだ。ブライアンは説明を続けた。
「それからね、処女膜の状態を観察するだけではその子に性交経験があるかどうかは分からないのです」
 彼は作業を続けながら、
「ほら見て下さい」
 そう言ってブライアンはユリアの膣口を顎で指し示し、僕に中を覗き込むように促した。

 膣の中は、はじめは暗くてよく見えなかった。しかしブライアンが口に咥えたライトを器用に操作して、膣の中に光を入れてくれた。
 そうすることで、瞬間的にだが、鮮やかなピンク色の膣の肉壁が光に晒された。
 だんだん僕にも、ユリアの膣の内部がどのようになっているのかが分かるようになってきた。
 まず、ブライアンが差し込んでいる銀の器具は、歯科医などがよく使うL字の鏡だった。これを上手く使えば処女膜を内部側からみることもできる。
 しかし、この器具を使う目的はただ「映す」ことではないとブライアンは言う。

「よく見ていて下さい」
 ブライアンはそう言って、鏡の背面を使って膣壁のどこか一部分を突っついた。
 するとどうだろう。膣壁は生き物のようにきゅーっと、いっきに収縮して、器具を飲み込んでしまった。
 つまりユリアの体全体で説明すると、彼女の膣はまるで口のように見立てられていて、彼女は器具を咥えさせられている。
 ここでブライアンは一瞬、器具から手を離してみせた。
 ユリアの膣はじっと器具を咥えたままで、床に落とすことはなかった。そのことを確認し、ブライアンが次に行ったテストは、中指でこつこつと器具を弾くというものだった。それでもユリアが膣で締め付ける力はすごいらしく、器具はしっかりと固定されていた。

 やがて弛緩がはじまると、ブライアンは器具を持ち直してから、説明してくれた。
「これはとてもいい反応です。もう何回かやってみましょう」
 要するに、膣の収縮を見ることで、どの程度刺激に慣れているのかを検査しているのだ。
 この作業は下手すれば処女膜を傷つけてしまうためブライアンはかなり集中していた。僕はユリアのことが心配になり、ふと頭を上げて彼女の顔を見た。
 このような仕打ちを受けている彼女は今、どんな顔を見せているのだろう?

 彼女のうつろな瞳はどこか遠くの方を見ていて、僕と目が合うことはない。
 それからも何回か、彼女は膣の収縮と弛緩を強制されていた。
 それにしても凄い光景だと思った。裸や開脚のポーズもすごいが、人形のように動かないユリアの表情と、収縮と弛緩のバカみたいな単純運動を何度も反復させられている原始的な股間の口の生き物が、すべてはあのユリアというひとりの女の子が見せている光景だということが、僕には物凄いことのように思えた。
 八回目か、九回目だっただろうか。
 ユリアの膣がきゅーっと収縮して、銀色の器具を咥え込んだ時、僕はたまらなくなって射精した。

 ブライアンはくすくすと笑った。
 僕は放心していて、何も言うことができない。
「妙な気を起こしてはいけませんよ? あくまで私たち大人が守らなければならないのは、彼女らの純真なのですからね」
 ユリアの十回目の収縮が確認されると、
「おっしゃるとおり、確かにこの子は清らかなエルフの体を保っているようですね」
 ブライアンはそう言って、器具を片付け出した。
 それからアタッシュケースをパチンと閉めると立ち上がり、教会を後にした。

 ほどなくして、ユリアは正気を取り戻した。
 彼女は自分が裸でいることをとても恥ずかしがっているようだった。僕は自分の祭服を彼女の体に被せてやった。
 僕はユリアに服を着るように言って、彼女を執務室に残して部屋を出た。
 僕自身、早く清潔な服に着替える必要があったからだ。

 それから僕が執務室に戻ると、ユリアはもう着替えを済ませて待っていた。
 僕が部屋に入るなり、彼女は僕に身を寄せてきた。
「人間の司祭様、私を救っていただき、ありがとうございます」
「いや、僕は何もできなかったよ」
 僕は心の中で悪態をついていた。
(くそっ、僕は未熟だ。まだまだ知らないことばかりで、あの男には手も足もでなかった)

 実際、僕には見ていることしかできなかった。
 エルフの女の子があのような辱めを日々受けている。
 そうして心を殺している彼女たちのために、今の僕に何ができるだろう?
「検査のことなら私は大丈夫です。正直あまり覚えてないのです。それにしてもビックリしちゃいました。本当にありがとうございます」
 それでもユリアはオペレーションのお礼にと、僕のほっぺにキスをしてくれた。
「ふふふ、これからは私、もっとちゃんと我慢しなくっちゃね」
 それから僕らはこの森の教会で、時間を共にすることが多くなった。
 結局、ユリアはその後もオナニーをやめることはできなかったからだ。彼女はしょっちゅう教会にやってきて、僕にこっそりオナニーを懺悔するのだった。


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