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先輩のセカンドバージンは僕のもの
【熟女/人妻 官能小説】

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武島隼人の憂鬱ー番外編-9

結合部から溢れ出る体液は隼人の睾丸に張り付いて、乱暴に打ち付ける度に幾度も糸を引く。

「はぁっ、はぁっ、本間さん、オマ×コどうなってるんですか…!?」

「や、ぁんっ、オマ×コ、バカになってて、武島くんと気持ちよくなることしか考えられないっ、んんっ、突かれて嬉しくなってるっ」

ギシギシと激しくベッドが鳴る。
佳織も、隼人の動きに合わせて自らが高みに昇れるよう、小刻みに腰を揺らす。

「たけ、しま、くんっ……、はぁ、もう壊れちゃうっ」

「俺も、もう……いくっ…!」

「ぁあ、あたしも、いっちゃ、うっ、激しいよぉっ…!」

佳織が絶頂に達したのち、隼人はまだピストン運動を続ける。
半開きになった佳織の口腔内に舌を差し込み、貪りながら、隼人は果てた。






隼人がベッドでうとうとしていると、佳織がタオルを身につけて、バスルームから出てきた。
照明を操作するボードの辺りに巻いていたタオルを佳織は置いて、布団の中に入り込む。
シーツが、佳織の体液のせいでひんやりとしてしまっていた。そこを避けるように、隼人の体に身を寄せる。

「で、どうしたの?」

「何がです…?」

「何かもやもやしてたんでしょ。どうしたの」

隼人の頬をかるくつねりながら、佳織は聞く。

「エッチ出来なかったなんて、珍しいじゃない」

隼人は意を決して、理央には内緒にして欲しいが、と言った上で話し始めた。
ゴールデンウィーク中、静岡に行って、理央の自宅に泊まったこと。
その時別の女性もいて、三人で行為をするような雰囲気になったが、理央としか挿入行為はできないと言われたこと。
普段なら、他で済ませればいいと思うのに、どうしてもその女を理央と分かち合いたくなったこと。

「本間さんのことで……他の男に嫉妬したことだってあるけど……。でも本間さんは特別だって俺も思ってますし。その人に関しては、その人じゃなきゃいけない理由がよく分からないって言うか」

「ふ……はははっ」

佳織が声を上げて笑いだした。

「な、なんですか」

突然のことに隼人が顔を真っ赤にする。

「武島くん、隠してるからあえてそういう言い方したのかもしれないけど、その女性、理央とただエッチするだけの関係じゃないんでしょ?理央にしか挿入させないなんて言う、あなたたちが面倒くさいと思うタイプの女性なら理央が武島くんに紹介するわけないでしょう。
理央、ついに大事なかたが見つかったのね。いいじゃない」

佳織の頭の中には、先日理央に電話をかけたときに一緒いた加奈子の顔が浮かんで、おそらく彼女と付き合うことになったのだろうと思った。

(それで出張の時、あたしが理央の部屋に行って、武島くんと中村さんが二人きりになったかもしれないって気にしてたのか、納得……)

佳織は笑みを零しそうになりながら、軽くグーの形を作った手の甲で、隼人の頬を撫でる。


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