武島隼人の憂鬱ー番外編-8
佳織が体を離して、仰向けになる。
隼人に早く入れて欲しいと言わんばかりに、隼人は手を引っ張られた。
脚を開かせて佳織の秘部を見やると、隼人のそれが収まっていたそこの穴はまだぽっかりと開いている。
どろり、と白濁とした体液が行き場を失って、臀部を伝って流れ落ちた。
「マン汁垂れてる……めっちゃエロすぎ」
「んん、やだ、恥ずかしいこと言わないで」
そう言いつつ、隼人の体を抱きしめて、自ら隼人のペニスを握ると、秘部に宛てがう。
「早く武島くんのでいっぱいにして、ってオマ×コだって言いたくなっちゃうの」
甘い声で、切れ長の目をさらに細めて佳織は言う。
隼人は思わず胸を高鳴らせて、秘部に宛てがわれたペニスをゆっくりと挿入する。
「は、ぁうっ、今日、ホント……変、ぞくぞくしちゃうっ。ぁ、あっ、そんな、ゆっくりしたら、擦れて……んん」
早く押し進めたい気持ちがありつつ、隼人はできるだけゆっくりと奥深くへ挿入する。
佳織は体をぷるぷると震わせて、目をぎゅっと閉じながらも、口を半開きにさせている。
最奥まで埋まったかと思うと、またゆっくりと引き抜いていく。
ぐちゃぐちゃになった秘部からゆっくりとペニスを出し入れするさまは、何とも卑猥だった。
「あぁ、そ、そんなゆっくり……んんっ」
「体震えて、エロすぎ……」
そう言い終えると、パン！と急に奥まで突いた。
「あ、ぁあっ！」
そして体重をかけて、佳織の体を抱きしめて、じっと見つめる。
佳織は、体内の奥に体重をかけられてじっくり攻められるのが好きだ。
「は、ぁ、久しぶり、武島くんのこれ……」
犬が息を切らすように、短く息を吐きながら言う。
膝を十分に上げて、隼人の体を抱きしめる。
その体からは、ぷるぷると震えているのが隼人の体に伝わってきた。
「ん、んん、きちゃ…う、はぁ、んっ、奥弱いのぉっ……」
「いく？」
「んん、いく、いく……！」
こくこくと頷いて、隼人の目をじっと見つめて絶頂に達した。
結合部とは異なる場所から、温かい体液が流れ出ているのが佳織にはわかった。
「あ、ぁ、ごめんなさ……い、お潮、出ちゃっ……て…る……」
「大丈夫、ホテルだから」
泣きそうな顔になりながら恥ずかしがる佳織の体を、隼人は抱きしめてやる。
だが、もう優しくする余裕はなかった。
体を起こして、佳織の手をクロスさせて引っ張りながら、体内にペニスを打ち付け出す。
「んんっ、んっ、いきなりっ……あぁ、たくさん、イッたばっかりなのにっ」
「奥、ゆっくりグリグリされるのも、乱暴にされるのも好きじゃないですか」
「あぁ、好きぃっ。武島くんのオチ×チンのことしか考えられないよっ」
佳織の手をクロスさせているせいで、柔らかな胸は寄せられて、クロスされた腕の下側からは突き上げられてどろどろになった肉びらが見える。