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母体の神秘
【熟女/人妻 官能小説】

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母体の神秘11-8

ママからクチバシ状の医療器具をゆっくりと抜いた竹太郎さんは、

意識が無いママのお腹を何度か優しく擦ってから

恒例の如く、ティッシュでママの局部に付いたベトベトを拭き取ってあげていた。

でも肝心な竹太郎さんの精液の大部分は、ママの子宮に吸い取られたまま

膣外へ垂れ落ちてはこなかった。

1時間ほど経ってからママは意識を取り戻したけど

気を遣ってから先の事は何も覚えてないらしかった。

けれどもママの顔はどこか、何かをやり切った時のような達成感に満ちていて

パッと見だけでも凄く機嫌が良さそうだった。

自分の身体を知り尽くした竹太郎さんという優秀な雄に隅の隅まで耕され

生まれて初めてレベルの絶頂を、オルガスムスを味わったのだと思う。

スッキリした表情で、体力を使ったはずなのに逆に疲労が回復してるようにすら見えた。

女の人というのは、自分と相性がピッタリの男性とセックスをすると

こうも満ち足りた顔をして、明るく魅力的に見えるのだという事を知って

性行為というものは決して子作りの役割だけがあるのではないのだなと、

機嫌が良さそうに豊満なお尻をフリフリッと揺らしながら

鼻歌を歌うママの身を張った教育の恩恵にあずかるのだった。

竹太郎さんと松夫はもう先に帰ってしまったけど

ママの胎内には竹太郎さんが残していった

松夫の兄弟遺伝子がびっしり詰まっているはずだ。

ママは時おり下腹辺りを気にしながら

「何か子宮が張ってる感じがするわね〜

竹さんたら、どれだけ出してるのかしら、もう・・・

安全日だから良かったものの、排卵してたら絶対妊娠しちゃうじゃない」

と、何故かウットリした面持ちで誰に話しかけてるわけでもなく

独り言を呟くのだったが・・・

「ねぇママ・・・もし本当に松夫の親父との赤ちゃんがデキたら

ママはその赤ちゃんを産んじゃうの?」

との俺の心配混じりの問いかけに

「え・・?大丈夫よ、今までも安全な日には何回も出されたけど妊娠なんてしなかったし

それにママはパパ以外とは子供は作っちゃ駄目なのよ? 結婚してるんだから〜」

そう答えるママに安心しかけた俺だったが・・・

「でも、もし万が一・・何かの間違いで本当にデキちゃったら・・・

竹さんと私に半分ずつ似た子に、会ってみたいかもね・・・ふふっ

あ、すぐにご飯の準備するからね〜」

そのママの一言と、そしてそれを言う時の

何か母性のようなものを感じさせる

慈悲に満ちた女の人の顔になったママを見て

俺はさっきママ達の行為中に感じた疑念のようなものが

自分の中で段々と確信めいたものに変わっていくのを感じ、

今こうしている最中にも

ママの子宮内をびっしりと埋め尽くしているであろう竹太郎さんの遺伝子達が、

ママの遺伝子を見つけて取り合いをしているのではないかと心配になり

何も知らず呑気に洗い物をしているママの豊潤なヒップを眺めながら

もしかしたら竹太郎さんとの3個目の受精卵がデキ上がっているのかも知れないという

絶望感と期待の半分ずつ混じった得も言われない気持ちになってしまうのだった。

あれだけママの胎内に吸い込まれた竹太郎さんの精液は

今日は全然垂れてこなくて、

俺は自分が兄になったかも知れない不安に苛まれるのだった。




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