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女子中学生 入試面接の恥辱〜続『恥ずかしの高校ミスコン』〜
【学園物 官能小説】

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恥・密・暴・露-1

「これで……終わりじゃないんですか?」
 恥ずかしい時間はこれで終わりだと思っていた理真が、不安げに尋ねる。

「入学するつもりがあるなら、ちゃんとこちらの求めることに応じてくださいね」
 だが土屋から、にべもなく言い渡される。これからさらに何が待っているのか、紗雪も気がかりでならなくなった。
 そして福部が改めて書類を手に席を立って、3人にそれぞれ紙とボールペンを手渡した。
 
「あの、せめて服を着ていいですよね?」
 記入する前に、紗雪は尋ねた。もう下着の検査は終わったはず。それならばせめてこの恰好からは解放されたいという思いだった。

「いいですから、まずこちらの指示通りに記入してください」
 そう福部に事務的に返されると、いま服を着させてもらうのは諦めるしかなかった。
 仕方なく配られた用紙に目を通すと、その内容を見て彼女は唖然となった。

「どういうことですか、これ?」
 他の2人ともども、互いに目を見合わせ、誰からともなく反問せずにはいられない。

 そこには身長に加えてスリーサイズを記入する欄がある。体重までは無かったが、こういうことを記入させられるだけでも、さすがに恥ずかしさは禁じ得ない。

「みなさんが特待生として他の生徒の模範であるためには、入る時から出る時まで、身も心も清らかでいていただく必要があります。そのために、まず学園側としては、みなさんについて大事なことを把握しておかなければなりません。包み隠さず正直に答えてください。虚偽が発覚した場合は直ちに不合格となります」
 用紙を手に震える少女たちに、土屋は冷徹に言い渡した。

 だがさらに目を通すと、続く質問項目にはいよいよ戸惑わされる。

 いくらかは健康状態や生活習慣などを尋ねる当たり障りのない質問だった。だがそのいくつかを挟んで、「化粧をしたことはありますか?」「ムダ毛の処理の習慣はありますか?」「異性から告白されたことはありますか?」「男の子と交際した経験はありますか?」といった、女の子にとってかなりセンシティブなことを訊くものがある。

 それぐらいで済むならともかく、「小中学校で受けた性教育」について尋ねるものに続いて、あからさまに第二次性徴の発現時期に関わるものまであった。「初めてブラジャーを着けたのはいつですか?」「初潮はいつでしたか?」「性器の周りの発毛に気づいたのはいつでしたか?」といった具合だ。ここまで答えさせられるのは、思春期ただなかの中学3年生の少女たちにとっては、さすがに恥ずかしくてたまらない。

「みなさんの特待生としての資格を確認する資料として以外には決して使用しません。この情報が外部に出ることはありませんので、ご安心なさい」
 土屋は優しい声でそう念を押したが、それが本当かどうかは紗雪には信じきれなかった。だがこの期に及んでは、信じるしかない。特待生としての資格を得るためには仕方がない……彼女はそう自分に言い聞かせようとした。

「わかりました……」
 紗雪は仕方なく了承した。部屋の両側に折り畳み式の長机が寄せられているので、記入台として使うためにそちらに歩こうとした。

「あ、裏面もありますので、忘れずに記入してください」
 書き始める前に、福部が念を押すように言う。
 それを受けて、紗雪は用紙を裏返して確認したが、その一番上に書かれた質問項目を見て絶句する。

「性経験の有無 あり/なし」
 しかも、「あり」の場合は最初のそれの時期まで書くように指示されている。


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