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勇者の剣
【ファンタジー 官能小説】

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勇者の剣-4

「娘、手伝いなさい」うさ耳娘に勇者の服を脱がさせます。そして自分が着るように言います。
「あなたは、向こうのツルの皮をむいて、勇者のためのサンダルを編みなさい」そう言って厄介払いをします。
そうしておいて、ドレスを脱ぐと、勇者の横に寝て、抱き寄せました。
「何をしてるのぴょん?」声が飛んできます。
「勇者を清めれば意識も戻るでしょう。あなたでは、その腕のようになってしまいます」
うさ耳娘がサンダルを持ってやってくるまで、そうしていました。
小さい剣には触れることができませんでした。そう、これです。
もちろん勇者の夢利槍は注意深く観察します。
根元の二つの飾り玉も手の中で転がしてみました。ここはまだ魔に汚染されていません。そして確信します。≪これが鍵なんですね≫ 愛おしそうに握りしめました。
エルフの女王はこの場所から離れることができませんでした。泉に錠でつなぎ留められていたのです。
うさ耳娘が戻ってきます。
手に持った勇者のサンダルには、足首まで被うようにピンクの布がついています。
そのぶん、着ていた服は丈が短くなって、おなかを出したベストの様になっていました。というより前開きの大きなブラです。
「どうですか」心配そうに、女王の手に握られた夢利槍を見ます。
「これだけ元気なら、大丈夫でしょう」 離れてドレスを着ます。それから泉の中に戻り、一着の服を持って来ました。
「昔、この泉で服を洗おうとして、流してしまった男がいました。
私は泉の中から、服を持って現れました。
あなたの服は、これですか、それとも私ですか
男は私だと言いました。それで私を一晩着させてやりました。
それでこの服が残っているのです」
「なんでお優しい方ぴょん」うさ耳娘は感動したようです。
夜になって勇者が目を覚ましました。
「勇者様、あなたの夢利槍をもう一度確かめさせてください」
「いいぞ」結構自信を持っているようです。
「いいえ芋虫が見たいのではありません」
「そうか、うさ耳、おいで」勇者は彼女の胸元を開きパンツをずり下げます。
芋虫はたちまち大きく伸びて、立派な夢利槍になりました。「何の用でしょう」
「あなたはこの泉を汚してしまいました。水が入れ替わり、また清くなるには長い時間がかかります。それまでのあいだ、わたくしは旅をすることにしました」
「では、一緒に行きましょうよ」うさ耳娘がとびはねます。
「ですが、離れるためには、わたくしを縛り付ける錠を開かなければなりません。その鍵が勇者の印、夢利槍なのです。どうかわたくしの錠を開いて自由にしてください」
「鍵穴はここです」エルフの女王は足を開きます。下には何もはいていません、そうして鍵を待っていました。
「そうかそうか」ちょっとうさ耳娘に悪いような気がします。
勇者は女王のひざの間に入り、うさ耳娘よりは少し小さいけれど、美しく整って尖った乳房をつかみ、もみしだききます。
女王がため息のような声を漏らしました。
「ぴょん。勇者さますごい」目をきらめかせています。
≪なんだ、怒らないのか≫ それならと勇者は喜んで鍵を差し込んでいきます。
エルフの女王は女王らしからぬ声で悲鳴をあげました。
鍵は錠のなかを何十周も回転しました。
喘ぎ声が泉に響きます。深い森の中に美しいホエザルが一匹、鳴き続けました。
勇者は最後にたっぷりと注ぎ込みます。
黒いものが女王様の内股を汚しました。
それがささやいてきます。≪どうせエルフ族は人間があまり好きではない、中に出してやっても責任を取れとは言わないのだ。よくやったな小僧これでこの女も穢れた。我に任せればいっぱしの勇者になれるぞ≫
しかもおまけがありました。ずっと見ていたうさ耳娘が欲情してしまったのです。
もちろん、『産めよ増やせ』の連鎖の低位者には、それを止めることができません。
「ぴょぉぉん」うさ耳娘は勇者にとびかかりました。
勇者の上にまたがって腰を振ります。
「よしよし、たっぷり可愛がってやるからな」腰を揺すってやります。
うさ耳娘は小さくうなりながら勇者の乳首をなで、自分の乳房をゆすります。勇者からご褒美をたっぷりもらうまではやめようとしませんでした。
次の日、一行は小さな村に着きました。驚いたことに宿屋まであります。一階は酒場になっているようでした。
「泊まるかい」カウンターの中から主人が言います。
「ああ頼む」勇者が部屋を取ります。
勇者は金を持っていませんでしたが、エルフの女王は泉に投げ込まれた銀貨や銅貨、金貨まで何枚か持っていました。それも同行を許された理由でした。


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