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こいびとは小学2年生
【ロリ 官能小説】

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閨房の性臭-4


 むわっ、とする生温かい息臭に乗せてしのちゃんがはしゃぎ声をあげる。上気してぽっ、と赤らんだ頬に両手を当てて、俺の大好きなポーズ、ちょっとわざとらしい「きゃー」をする。その、ぺたん、と裸のお尻をシーツの上に置いて、両足を左右に広げて伸ばして、幼女らしい仕草で無邪気に笑うしのちゃんの8歳の裸のおなかにかかっている俺の精液。その精液を射精した俺のおちんちんにべっとりとまとわりついて、幼女臭い唾液臭をぷん、と放散しているしのちゃんの唾液。8歳の「こいびと」と、互いの体液を互いの身体にかけ合っての性愛。おれのおちんちんがしのちゃんの膣の中でしのちゃんの愛液に包まれながら射精することができるようになるまでは、こういう体液の交換での性愛が続くんだろうけど、これ、相当に気持ちいい。ちょっとマセた中学生カップルだってこのくらいはやってそうだけど、正直俺にとってはセックスと同じくらいの快感が得られている。まあセックスなんて今までに一回しかしたことないんだけどな。
 俺を見上げて、ちょっと恥ずかしそうににへ、と笑うしのちゃんに、もう一度軽くキスをする。休日の午後、「こいびと」との性行為を終えた狭い部屋には、互いのすべてを晒し合うことができるふたりが互いのためだけに露出し分泌した生々しい体液とふたりの体温が放出する代謝の匂いが籠もっている。他人には嗅がせたくない、俺だけが独占できるしのちゃんとの悦楽の匂い。まだ俺たちは「ふうふ」じゃないけれど、ふたりっきりのこの閨房に立ち込める匂いは紛れもなく愛し合う男女が放つ性臭の籠もり香だ。しのちゃんは自分の唾液臭を「性臭」だとは感じていないだろうけど。

「ねーお兄ちゃん、これ、べたべたする。お風呂はいろ」

 学童体型のおなかに不似合いな、精液の四本の筋を人差し指で撫ぜながらしのちゃんが言った。その言葉に、いったんはくにゃ、と力を抜いていたおちんちんがむく、と起き上がる。しのちゃんの身体を洗いながら、しのちゃんの身体のいろんな部分を触って、しのちゃんのワレメの中に指を這わせて……しのちゃんの乾きかけた唾液のツン、とする匂いが、再び勃起したおちんちんから立ち上る。その匂いが、俺のリビドーにもう一度着火させる。

「わ、おちんちん、またおっきくなってる。やっぱりお兄ちゃん、へんたいだー」

 そうだよしのちゃん、俺はド変態だ。大好きな「こいびと」、それも小学2年生の「こいびと」の幼い身体を、その感触を、分泌液を、匂いを、そしてそれを求める俺の欲望を受け入れてくれる情愛を、心ゆくまで満喫して、「こいびと」がいる幸せを享受したい。そんな欲にまみれた、だけどしのちゃんを誰よりも愛している、「へんたい」さ。



 俺とのペッティングで疲れ果てた、ってわけじゃないんだろうけど、軽い夕食を食べてテレビを見ているうちに例によって電池切れを起こして熟睡してしまったしのちゃんをおんぶして駅前に着くと、さおりさんがいつものように苦笑いしながら改札から出てきた。

「ごめんねいっつもおんぶさせて」

「いえ、いっつも言ってますけど、しのちゃん軽いんで」

「ふふ。お父さんが娘おんぶしてるようにも見えるよ」

「そのほうが安全でしょう。おまわりさんと『背中の女の子は誰ですか』「こいびとです』なんて会話したら捕まっちゃう」

 真顔で小声でそう言うと、さおりさんは傍らを通り過ぎるタクシーのエンジン音にかぶせるように、あはは、と笑った。
 さおりさんのアパートに着き、しのちゃんをベッドに寝かせる。ダイニングのテーブルの上にはさおりさんが冷蔵庫から出してきた缶ビールとおつまみ ―今日は冬物語とチーズおかきだ―が並ぶ。俺の休日を締めくくるいつもの光景。
 乾杯して冬物語の缶を傾けたさおりさんは、その缶をテーブルに置くと小さくため息をついた。

「お兄ちゃんに相談があるんだ」

「は、はい」


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