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「 PCサポート」
【熟女/人妻 官能小説】

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M窮地-1

怒って帰って来たが事の重大さはわかっていた。
あの動画で満足して飽きないで欲しいという思いを抱いているがそのはかなさは本人が一番よかわかっている。
朝起きた瞬間からあのアップの映像が目に浮かぶのだ。
そして一日中その事ばかりを考えてしまう。
夫が帰宅して少しは気がまぎれるが翌日も脳裏に浮かぶ。
考えないでおこうとは思うのだがすぐに思い出してしまう。
食欲もなく飲んでも酔えないし夜も寝れない。
身体が衰弱し始めると人間って苦痛を回避できるものらしい。
真っ先に思った事は学生の誠実さだ。
(盗み撮りする様な卑劣な男だが約束した事は確実に履行する生真面目さがある。
そもそも脅迫される側に選択肢など無いはずなのに彼はそれを認めてくれた。
最悪の事態に陥ったのも自分のくじ運の悪さが原因で彼が強行したわけではない。
それにあの子間違いなく私に惚れている。)
そこまで考えた時、何とかあの学生を御する事が出来るような気がし出した。
そして恐怖感も薄れ始めた1カ月後にそのLINEがあった。
「いいわよ。でもあなたの部屋は嫌。
明日3時に私の部屋に来て。
誰にも見られちゃ駄目よ。」
学生の要求は予測出来たし上手く御せなかった時の事を考えるとあんな恐ろしい部屋へ行く事は出来ない。
翌日3時だと言ってあるのに学生が来たのはまだ1時前だ。
「ごめんごめん。待ちきれなくって来ちゃった。」
「もう、困った子ね。
でもちょっと相談したい事があるから入って。」
「あの映像消す相談ならお断りだよ。
あれを消す男なんてこの世には絶対にいないよ。
その辺にいる女ならともかく広瀬アリス似のナイスバディの新妻だよ。」
「そんな事言わないで。
これ以上私を苦しめないでよ。」
「清香さんにはあの動画の値打ちがわかってないよ。
もしDVDにして販売したらあっという間に完売さ。
ここの管理人さんなら100万円だって出すと思うよ。」
「恐ろしい事言わないで。
それって脅迫よ。
訴えれば犯罪よ。
忘れてあげるからもう帰りなさい。」
「そうさ。脅迫しているんだよ。
どうしても清香さんとやりたいんだ。
その為だったら犯罪者になるのもいとわないよ。」
「私達お互いに好意を持っているし相互オナニーする仲じゃないの。お願いよ。」
「お互いに好意を持ってるって?嬉しい言葉だな。
でもあれを消したら絶対に言ってくれない言葉だよな。」
「そんな事ないわよ。
君の事、誠実な人だと思っているのは事実よ。」
「じゃキスして。」
「駄目よ。まだ歯も磨いてないしお風呂にも入ってないのよ。
君があまり早く来たからよ。
入浴する前に身体検査よ。」
ズボンのポケットを探ってテーブルの上に並べて行く。
スマホ、ハンカチ、コンドーム。
(やっぱりその気で来たんだ。)
次はシャツのポケットだ。
「これはなによ。」
「ありゃバレちゃいました。小型カメラとそのSDカードだよ。」
「この小瓶はなに?」
「ははは、頭痛薬だよ。」
「コンドーム持って女の家に来るのにそんな物持って来る訳無いわよ。
おおかた媚薬か何かでしょ。」
スマホ、カメラ、媚薬(?)を取り上げて浴室に向かう。
この1人になる時間が欲しくて1時に来る不意打ちをくらわせたのだ。
元美やひかるは柴田に会う時はその1時間前に入浴するのを聞いていたからだ。
タオルドライしながら「さぁ君も入ってきなさい。」ドレッサーの前に座る。
シャワーを使っただけで大急ぎで寝室へ向かう。
腰にバスタオルを巻いただけの姿だ。
居ない。
なんと部屋着を着た清香はリビングにいた。
「どうしたの?しないつもりなの?」
「その前にどうしても約束して欲しいの。」
「ああ、その間本当の僕の恋人になってくれたら考えるよ。」
「本当の恋人って?」
「嫌な顔せずに積極的に行為を楽しむ事だよ。
恋人ならそうするよね。」
「わかったわ。ついてきなさい。」
寝室へ向かう。
「まずは濃厚なキスが欲しいな。
恋人なら女の方からする事ってあるよね。」
男に抱きつき唇を貪る。
舌を絡め唾液を交換するディープキスだ。
男の手はTシャツに滑りこみ女の肩甲骨辺りを愛撫し始める。


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