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先輩のセカンドバージンは僕のもの
【熟女/人妻 官能小説】

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後輩への思い-5

「なーんで、僕が嬉しがること言うかなあ」

理央と加奈子の唇同士が重なった。
ちゅ、ちゅ……と理央の唇が音を立てて、何度も加奈子の唇に触れる。

キスをされただけで、加奈子の腰周りにぞくぞくと快感が走った。
今まで付き合ってきた男性は真面目で、性欲などはあまりある方ではなかった。
当然、付き合っているならば、体に触れ合い、そういう雰囲気になることはある。
だが、一日に複数回するということはなかった。

「僕、さっき柚木くんと寝たから元気ですよ?」

くすくすっと理央が笑う。

「佐藤くんなら……いいもん」

咄嗟に出た自分の正直な言葉に、目の前にある理央の顔が見れない。
だが、理央のそれがナカにある感覚が蘇るほどに、目の前の男を欲してしまっている。
加奈子は理央の腕をTシャツ越しに掴み、唇をぎゅっと結ぶ。
なのに、どうしようもなく、唇の隙間から甘い吐息が漏れ出てしまっていた。

「本間さんに酷いことしたって知っても?」

その言葉に、選ぶ、という余裕さえなかった。むしろーー

「佐藤くんって、今みたいに嫌かどうか確認してくれるじゃない。佐藤くんが言ってることが本当なら……きっとそんな余裕、本間さんを前にしたらなかったってことでしょ。やっぱり、本間さんが羨ましい」

その言葉に、理央の目がとろん、と潤む。
佳織に嫉妬する加奈子に、どうしようもなく欲情し、加虐的な気持ちが溢れそうになる。

「ーー本間さんに酷いことしたって言うなら、同じこと……して」

四十も半ばになって、何を言っているのだと、我ながら思う。
だが、理央に対する気持ちは止められなかった。

それは、理央も同じだった。

「んっ……ぅ」

布団に加奈子の手首は押さえ付けられ、唇を奪われる。
分厚い舌が加奈子の口腔内をぬるり、と一周する。
この男に、余裕をなくさせているのが自分であることが嬉しかった。

加奈子の手首を押さえつけていた理央に、キスをされながらも右手で加奈子の小ぶりな乳房を揉まれる。
紺色のパジャマの上から、親指で頂きを弾かれると、さらに腰に快感が走る。
理央は乳房全体を揉みつつ、親指で頂きに円を描く。

「ん、んんッ……」

唇が塞がれているから、二人の唇の隙間から加奈子の声にならない声が漏れる。
理央は我慢できなさそうに、紺色のパジャマのボタンを外して、柔らかな胸元の中心を舌でなぞり上げた。

「は、ぁっ……んっ」

乳首に与えられるそれとは異なる、焦らされるような快感にぞくぞくと体が震える。

「ここ、好きなんですか」

細いゆえに少し骨が浮き出るそこを、理央は丹念に舐め上げていく。

「くぅ、…んっ……や……」

理央はそこを丁寧に舐めながら、加奈子の細い体を確かめるようにして両手で腰をなぞると、臀部に指を這わせた。
小さくとも、ハリのあるその感触を理央は楽しむ。

「ん、んぅ」

臀部を引っ張られると、にちゃり、と自らの下半身から音が漏れそうで加奈子は恥ずかしかった。


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