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先輩のセカンドバージンは僕のもの
【熟女/人妻 官能小説】

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後輩への思い-4

佳織に嫉妬すると同時に、理央が快感に耐え、荒い息を吐き出すのを想像してしまう。
きゅうぅっと子宮が収縮するのがわかる。

加奈子の顔は熱くなって、胸の鼓動が速くなる。加奈子は思わず自らの腹を押さえた。

「大丈夫……?僕が、会社の先輩にそんなことしたって聞いて、具合悪くなっちゃった……?」

理央に声をかけられ、はっと顔を上げる。

「ん………そりゃ、ショックはショックだけど……あたしだって、佐藤くんのこと信頼してるから部屋入れたに決まってるでしょ。息子に優しくしてくれないような人なら、入れないもん。それが無防備だ、セックスOKのサインだ、って言われたら、また違う話だと思うけど。でも、佐藤くんは優しいから。だから、しても良いって思ったんだよ」

加奈子は右手で理央の頬を撫でる。
理央に欲情し、体を熱くさせている加奈子に対して、理央の頬は冷たかった。

「それにまた家に来てくれるなんて、あたしとならしてもいいと思ったんでしょ。少なくとも、この間良くなかった、って言ってた女の子と比べたらさ」

加奈子は頬を撫でていた手を首元へ、そして胸元へとずらしていく。

「佐藤くんと違って、遊び慣れてないから。教えて。遊び方」

そう言いながら、加奈子は泣いてしまいそうだった。
どうしようもなく、この男に惹かれてしまっているらしい。
だが、彼の心を独占するのは不可能なのだろう。
彼の心を占めているのは、本間佳織という女なのだから。

加奈子の潤んだ瞳と、理央の視線が重なる。

胸元に置いた手に伝わる感触が、だんだんと熱くなっていくのを感じた。

彼も、自分と同じ気持ちになってくれているだろうか。

「遊び方なんか、中村さんに教えられないですよ」

胸に這わせた右手の手首を、理央に掴まれる。

「遊んで欲しくないもん」

「えっ」

理央は二人が座っている掛け布団を引き剥がすと加奈子の体を抱きしめる。
そしてそのまま加奈子の体を敷布団の上に押し倒し、すっぽりと二人は掛け布団の中に収まる。

「僕、ゆっくり寝てねって言ったのにどうして誘うんですか」

理央のくりくりとした目に見つめられる。
その目から、加奈子は目をそらすことができなかった。

「中村さん、遊び方なんか覚えたら他の男と寝るでしょ。いい女なんだから」

「そんなこと……ないでしょ」

真面目な自分が他の男と寝ることなんか、全く見当もつかないが。
その思いに反して、理央は子供のようにぶんぶんと首を振る。

「信じらんない。中村さん、だって超えっちだよ?元々えっちなのに、エロいこと覚えたらもうやりまくりじゃん」

「そんな、簡単に他の人とできないよ……」

両腕で体を支える理央に手を伸ばすと、加奈子は頭を抱えるようにしてその体を引き寄せる。

「佐藤くんだから、いやらしいことしてあげたいと思うし、見られてもかまわないって思うのに」


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