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『僕っていけない女の子?』
【SM 官能小説】

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『僕っていけない女の子?』-5

「僕が男の子になって生き返ったのは……先生の催眠療法のせい?」
「薫さんの心は完全な男の子、身体は完璧な女の子のままよ。それを歓んで受け入れなさい……薫さんのような完璧な性の分裂者は世界に一人だけよ。誰にも経験出来ない特別な新しい人生を大いに愉しみなさい。一度捨てた命だもの、好きなことをすべきね」
 女医はそう言いながら僕の背後に来て、急に腕を巻きつけてきた。

「ええっ、何するの?」
「薫さんは男の子だけど、女の子の身体だってこと、しっかり教えてあげるの」
 患者服の布地の上から僕のオッパイに優しく触れてきた。僕のオッパイはCカップくらいで円錐形の綺麗な形だ。
 女医はオッパイの麓から先端の小粒な乳首に向かって、5本ずつの細い指を這わせるような愛撫をしてきた。
「いやっ、止めてよっ」
 僕は情けない声を放って、背中を仰け反らせるしかなかった。衰弱した筋肉の回復はリハビリ途上で、僕の身体は十分な力が入らない。女医の細い腕にも抵抗出来ない弱々しい人形のようだった。
「薫さんが女の子だって認めるまで、止めないわ」
 女医の愛撫はもどかしいくらいに優しいソフトタッチで、僕のオッパイの性感を焦らし抜くような指使いだった。

「あ、あああっ」
肩をクネらせて熱い息を吐いて喘いでいる自分に僕は驚いていた。
 だって僕の男脳はマッサラな白紙の状態だ。セックスなんて一度も経験したことのない幼い処女であり童貞でもあるような脳だ。しかも身体だけは女子高生とは思えないほど性体験を積んで、性熟している女の子の身体だ。

こんなに敏感な身体じゃ、処女で童貞の僕には始末に負えない。
「せ、先生っ……嫌っ。変になるうっ」
「変になって溺れていいの」
「ああ、い、いやあっ」
 僕は女の子の快感を初めて自分の身体で体感する男になったらしい。

「うふ。随分感じちゃってるじゃないの」
 いつの間にか女医は手術用のメスを手にしていた。患者服をスパッと胸元から切り裂かれ、全部剥ぎ取られてしまった。
 それで、僕はもう丸裸だった。ママが持ってきてくれる女の子の花柄のカワイイ下着が嫌で、僕は患者服以外に何も穿いてなかった。
「これは言わば、薫さんの男脳に施す矯正治療よ。変に騒いだりしたら承知しないからね」
 女医は黒縁眼鏡を外して、ソファに寝かされた僕の丸裸の身体を見下ろしていた。最初から色白なのは分かっていたが、眼鏡を外すと凄い色気のある蕩けるような美熟女だ。
 いや、妖しい美貌の美魔女だ。

「ぼ、僕をどうする気?」
 僕は自分がウブな童貞君になっていることに気付いた。美魔女の美貌を見上げているだけで、幻のオチンチンがカチンカチンに勃起してくるのが分かった。
「僕なんて言わないの。女の子らしく、わたしって言ってご覧」
 女医の目にも僕はカワイイ顔の少女にしか映っていないはずだ。ひょっとすると女医は美少女好きのレズビアンなのかもしれない。
 


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