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ある熟女の日々
【熟女/人妻 官能小説】

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娘の担任-1

 懇親会の会場の居酒屋から出て暫く歩いているうちに、気が付いたら近田と二人連れになっている。歓楽街の外れの方にいるようだが、来たこともないところで土地勘がない。「あの…ここは…?」。「大丈夫ですっ! ちゃんとお家までお送りしますからっ!」。「いえ…ちゃんとここの場所を教えていただければ自分で帰りますから…」。「大丈夫! 大丈夫! 今日はお義母さんがお家に来てくれてるんでしょう? お子さんのお守りも万全だ!」。そんなやり取りをしながら暗がりの道を歩いていく。

 「先生…、やっぱり、わたし帰ります…」。いつしかラブホテル街に差し掛かっている。「大丈夫ですよ、お母さん。せっかくうまいこと皆さんと離れることができたんですから。わたし、口は堅いですから」。「いえ、その、そういうことよりも、やっぱり、その、生徒の母親が担任の先生とこんなところを歩いていては…」。「◇◇さんにはずっと前から一度はお願いしたいと念願していたんですよ。めでたく父母会の役員にもなっていただいて。別に母親と担任だなんてわざわざと思わなければいいじゃないですか。たまたまご縁があった男と女ということで」。「お、『お願い』って何ですか…」。「男女の仲を愉しみましょう、ってことですよ」。「そんな…」。「大丈夫ですよ。ゴムつければ不倫じゃありませんから」。「それって、どういう…」

 「お母さん、こっちです」。近田が手首をつかんでワインレッド色の看板を掲げたラブホテルに入っていこうとする。「ちょ、ちょっと…!」。「まあまあ…。大丈夫です。しっかり承っておりますよ。こんなところに来たのはお母さんのご意思ではありません。強引に誘われて仕方なくここまで連れてこられてしまったのです。お母さんには何の責任もありません…ですよね?」。振り払えば逃れることは容易にできたが、結局ここまでついてきてしまった。そんなところも近田は見透かして強引な態度に出ているようだ。

 「あまり人様のことまでしゃべるのもなんですが、今頃、森下さんも高橋といい事なさってますから」。森下さんは普段から華やかな雰囲気で、教師とアバンチュールを愉しんでいると聞いても違和感はあまりない。お子さんは40のときにもうけたと言っていたから、もう50代半ばのはず。高橋という教師はことし2年目くらいで、教科はこの男と同じ保健体育と懇親会で自己紹介していた。近田とは違って、相撲でもしていそうな巨漢だった。人もしていることだから、という安易な理由で納得させられるほど、近田には腰の軽い女と映っているのか、そんなことでもないのか。どのような女に見られているのかを気にする前に、自分と関係を持とうと思っている夫ではない男とラブホテルの門をくぐってしまったのは確かだ。

 エレベーターに乗ると近田が抱きついてくる。「高橋なんかよりはボクの方がいいでしょ?。アイツはフケ専なんですよ。わたしは断然◇◇さんが本命ですっ! お母さんは、デブ専じゃありませんよね?」。「あの、なんてお答えしていいか…」。「安心してください。決して後悔はさせませんから」。連行されるように部屋に連れ込まれる。

 「朝帰りする訳にも行かないでしょうから、始めましょう。お母さんも脱いでください」。男が手早く衣服を脱ぎ始める。抱き寄せられてキスでもされるのかと思ったが、そんなこのもなく、ただセックスをするというのがこの男の流儀なのか。「…とは言え、初めてですから、ご挨拶ぐらいはしないといけませんね」。パンツ1枚になった男が、わたしを抱き寄せて唇を重ねてくる。恋する男女などではなく不倫の逢瀬を愉しむだけというような品のないキス。無遠慮に舌が捻じ込まれてくる。

 唇を離すと男が服を脱がせにかかる。ブラウスのボタンを外してスカートも脱がせる。スリップも身体から抜き去りブラジャーとショーツだけになる。男が手を取って自分の股間に導き、パンツの中で勃起している男根を確かめさせる。「いいんですよ、好きなようにしてください」。それでも恐る恐る撫でているだけのわたしに(しごくなりしゃぶるなり好きにしてしていいんだぜって意味だよ)と苛立ったかのように、男は自分でパンツを脱ぐと飛び出した肉棒を握らせる。

 「しゃぶるの好きです? お母さん」。頷くことなどできずにいると両肩を押されて跪かせられる。さすがに口淫を求められているのはわかったから目をつぶって先端を口に含んだ。不意に男女の嬌声が聞こえてくる。目を開けると、近田が咥えさせたままリモコンを操作していて、モニターにアダルトビデオが映し出されている。「ほら、お母さん、ちょうどいい。お母さんぐらいの色っぽい女性が真っ最中ですよ」。男女の絡みは佳境のようで、近田は女の悶え声をBGMにするかのように音量を上げる。モニターに目をやりはしたものの、見続けることなどできない。耳からは女の切迫した喘ぎ声が飛び込んでくる。(アッ、アッ、アァッ、アァッ、イクッ、イクッ…)

 よぉし、こっちも…とばかりに近田が両足を少し開いて、股間の位置を整える。両手でわたしの頭を固定すると腰を激しく前後に振り始め、性器が喉の奥を撃つ。初めてだというのにこんな行為を受けて、不意の責めに甘さのかけらもない地声で呻いてしまう。「ムゴッ! ンゴッ! ムゴッ!」。「いい声で鳴いてくれますねっ」。近田は気を良くしたようでさらに腰を振る。思わず発した声で近田が刺激されたとわかったから、今度は声を抑えようと必死になったが、もう少しで嘔吐してしまうような感覚に襲われる。「んっぐ! んごっ! っぶぉ!」。


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