投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

代車
【OL/お姉さん 官能小説】

代車の最初へ 代車 1 代車 3 代車の最後へ

出社して-1

11時半 会社に到着 車を降り 午前中の事で一日が 終わった様な気分に成る
玄関を開け 真っ直ぐ 係長の前田の 前に立つと 
前田が 目を上げ 何時ものネチネチした 小言が出る その前に
渡部が 深く頭を下げ 
「この度は 申し訳ありません」 
大きな声がフロワーに響き渡った 
社員達が 一斉に係長の席を見つめ何時もなら ここからネチネチ 
同じことを繰り返す 前田が 一瞬息をのみ目を開き 小さな声で解った 
席に着いて仕事をしなさいと 呟いた
席に着き すぐにパソコンを立ち上げ 始動する間に 飯田の席に向かった

「飯田さん 発注どうでしたか?」

「渡部さん問題なく 送りました」

「ありがとうございます 発注のページ確認させて下さい」

「はい 今開けますね」 
パソコンを開き渡部は発注された ページをチエックして
間違いの無いことを 確認すると 

「助かりました ありがとうございます」
飯田に 微笑んだ
飯田が 少し顔をかしげ 微笑み返してきた
自分の席に戻り 事務仕事を始め周りが 渡部を気にするように仕事の 
合間に見ていた15分程 パソコンを操作していると 昼食の時間になり 
事務所が 静かに成り
渡部は 昼休憩を忘れたように 書類をかたずけ一息つき 顔を上げると 
飯田と目が合った

「飯田さん今日は 本当にありがとう」
飯田が口を開いた 

「渡部さんですよね?」 

「そうだよどうして?」

「そんなに パソコン 早かったでしたか 見てると ブラインドしてるし」

「出社して 係長の席に 行ったとき ああ 午前中は ネチネチ聞かされると 
 思ったらあんな 大きな声で 係長 小さくなって 上司 どっち?かしら 
 うふふ」 と笑った

「それに 入って来た時も 真っ直ぐ歩いてきて いつもより 
 体大きく見えましたもん」

「ふーん 私は何時もの私だよ それより 今日のお礼に 
 晩御飯どう? ご馳走するよ」

(何 言ってるんだ俺)

「ええ 渡部さん私 彼氏いますよ 誘うんですか?」

「デートじゃ 無いよ 今日 助かった お礼 デートなら休み前とかでしょ」

(何 言ってるんだ俺)

「おいしいパスタ どう? 車だから アルコール抜きだし」

(何 言ってるんだ俺)

「そうですね パスタ好きだから ご馳走に成ります」

「仕事終わったら あそこのコンビニの駐車場にいてくれる」 

「わかりました ご馳走様」

3時 高木に連絡すると 
「車 駄目だね サス曲がってエンジンもヒビ入ってる
 新しいの 買うか 見つけてやるから 暫くそれ使ってくれ」と言われた


代車の最初へ 代車 1 代車 3 代車の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前