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Sorcery doll (ソーサリー・ドール)
【ファンタジー 官能小説】

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混沌とした世界(前編)-10

若い盗賊が殺される前に、リタを犯したのと同じように、夫のエラルドが腰をつかんで勃起した逸物を挿入している。
夫は今までリタを這いつくばらせて犯したことはなかった。
エラルドは積極的な新婚の頃でも、上からかぶさるように抱きついてきて、リタがエラルドに抱きつくと、まるでリタに包まれているようだと恥ずかしそうに言っていた。
美少女に髪を乱暴につかまれ、夫のエラルドが這いつくばった嫌がるリタを犯している。
昨夜、死んだ若い盗賊に犯されている状況を再現されていると気づいて、リタがシャンリーの顔を見つめた。

「その口の中に、あの盗賊が出したときに、貴女に、最高にやらしい口だと言ったのよね。私はリタが盗賊の若い男が出したものを飲むように言われて、出しきるまで咥えて、飲んであげたのも全部知っているわ」

夫には知られたくないことを、目の前の美少女は淡々とした口調で言った。

「リタ、貴女はエラルドのものを咥えてあげたことは1度しかないのよね。エラルドが嫌がったんでしょう?」

そう言ってリタの頬を撫でたシャンリーは、リタから離れた。

「ふぐっ、んん、むぐっ、んんっ!」

エラルドが猛ったものをリタの髪をつかみ咥えさせて、喉奥まで容赦なく突き入れて、恍惚とした表情を浮かべている。エラルドは、リタを見ていない。
それか悲しい。

「リタ、エラルドが出したら全部飲んであげなさい」

シャンリーはそう言って、ピシャッとリタの丸みの美しい尻を平手打ちした。
ピシャッ、ピシャッ、ピシャッ。
打たれた部分は赤らみ、リタは腰をくねらせた。
咥えるのを止めようと何度かしたが、エラルドは頭をつかみ、腰をときどき激しく揺らし、リタの口を犯し続けた。
人妻リタは美少女に打たれた尻がじんわりと熱くなってきて、逸物で口をふさがれた息苦しさに、頭がぼんやりとしてきた。さらに、シャンリーが牝の花を弄り始めると、リタは体が淫らに火照り、愛蜜をあふれさせながら、夫の逸物が張りつめて、びくっびくっと脈打ち、ぬるぬるとした熱いものを放つのを目を閉じて受け止めていた。
人妻リタは、シャンリーに命じられたように、夫の精液を小さく喉を鳴らして飲んでしまっていた。

「言われた通りにできたわね。ご褒美に指で気持ち良くしてあげる」

美少女の指を牝の花に挿入されて、巧みに優しく揺らされ、時には掻き回すような激しく動かされて、人妻リタは絶頂しながら愛蜜を垂れ流していた。

「ねぇ、リタ。貴女の秘密のおしゃぶり好きをエラルドは楽しんだ。エラルドの秘密を私は知っているわ。知りたいと思わない?」

エラルドの秘密を絶頂後の脱力した状態で、シャンリーに囁かれた人妻リタの胸の中に生まれた悲しみが、胸をしめつけた。涙があふれてきた。

「悲しみも憎しみも、みんな忘れさせてあげる。貴女はもう私のものよ」

囁かれた人妻リタは、シャンリーの下僕となった。

家に侵入してきた若い盗賊ビリーは、夫エラルドの恋人だった。正確にはエラルドの手下で、エラルドの趣味に従っていた。盗賊ビリーにはエラルドに対する恋愛感情はない。エラルドの望むように従っていれば、他のエラルドの手下たちよりもひいきしてもらえる。
エラルドは若い盗賊ビリーに逸物を咥えさせるのが好きだった。
妻のリタにしゃぶらせなかったのは、エラルドは男性に咥えさせるほうが好きだからであった。
男色家であることを、妻や盗賊ビリー以外の手下たちにエラルドは隠していた。
エラルドはバーデルの都の商人だが、手下が集めてきま盗品を闇市で売りさばく盗賊でもあった。
妻のリタは夫は普通の商人だと思っていた。男色家であることを隠すために結婚したとは、まったく想像したこともなかった。

シャンリーは、盗賊ビリーと闇商人エラルドの自意識を蝕み、じわじわと支配して下僕にした。先に下僕になったのは、盗賊ビリー。エラルドは昨夜、ビリーを殺害され、シャンリーに心を崩された。エラルドは妻よりも若い盗賊ビリーを愛していたからであった。
盗賊ビリーは男色家ではなく、エラルドの妻リタを犯す妄想を抱いていた。
シャンリーは、命を奪うかわりに盗賊ビリーの願いを叶えてやった。
人妻リタは、夫が見せかけの演技を止めて積極的ではなくなったので、欲求不満だった。
盗賊ビリーの妄想を叶えてやり、リタの欲求不満を解消したが、リタはシャンリーの下僕にならなかった。夫の前で強姦されても、絶望しなかった。
夫のエラルドは、恋人だと思っている盗賊ビリーが、シャンリーに殺害され絶望した。エラルドが悲しんでいるのは、妻のリタが犯されていても、興奮したことを恥じて落ち込んでいるのだと妻のリタは思い、夫を支えてあげたいと思い、心に愛情があふれていた。強姦された悲しみよりも、夫への愛情が強かった。
シャンリーはエラルドの秘密をリタに教えた。信じていて疑ったことない夫婦の愛情が偽りだと理解したリタは、絶望してしまった。

シャンリーが闇商人エラルドと人妻リタを下僕にしたのは、盗賊ビリーを殺害した犯人として、身代わりにするためであった。
盗賊ビリーは、3日前から他の盗賊の小組織からおたずね者として行方を追われていた。
シャンリーは盗賊ビリー以外にも、バーデルの都に侵入した途端に、たっぷり楽しんだあと奴隷として売れると目をつけられた。盗賊たちにアジトに連れ込まれると、逆に盗賊たちが虚脱するまでなぶり尽くして、情報を聞き出してから贄として殺害した。

エラルドは、闇商人だけでなく震災後からは奴隷商人まで始めた。少年をオークションにかける奴隷商人は、他にまだいなかったからである。
エラルドは盗賊ビリーを頃合いをみて、奴隷商人にするつもりだった。
商人エラルドは、フェルベーク伯爵領出身である。

バーデルの都の盗賊たちは儲けた金を盗賊同士で殺し奪い合うのを避けるため、あるひとつの工夫をした。


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