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プリンセスゲーム
【ファンタジー 官能小説】

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プリンセス・ゲーム-8

「サージ」呼んでも、うごきません。わたくしと同じように、動けないのかもしれません。
「それぞれに美しいね」サヤが二人をくらべているようです。
サージが足を広げて全てをさらけ出してるのに気がつくと、体が勝手に動きました。プリンセスの股を手で隠します。
「どうかプリンセス辱しめないでください。私が何でも致します」でもそこまででした。
「さあどうしようかな。君はもうしてくれたしね」わたくしの手を簡単にどかせます。「それはサージが決めることだよ」
サヤが指を舐めて、サージの股間にはわせます。
サージがうなります。
しばらく続けると声が変わりました。気持ちのいいとろけるような声です。
「いつも自分でしているの? それともヒトミにしてもらっているの」
「ヒトミって上手なの。また今度、あなたの相手をしてって頼んであげる」
「やめて」叫びます。これが惑わしであるならすべて許してあげるといいたくなります。
自分の無能さに腹が立ちました。
そしてサヤがプリンセスにのしかかっていきます。
「だめ、サージ、逃げて」力をためて、いっきにサヤにけりを入れます。
サヤは飛ばされましたが、わたくしにも力は残っていませんでした。
「すごいよ、それでも動けるんだね」ベッドから転げ落ちたサヤが顔を出しました。
「やめなさい。必ずあなたを殺します」
「悪かった。ちょっとからかいすぎた」ふたりで笑っています。
≪ふたり? 私は惑わされている≫
多少のことではサージは惑わされないよう練習させています。それにわたくしが付いているのです。大丈夫なはずでした。ですが、サヤには、わたくしを簡単に惑わせる力があります。これでは無理です。
サージがサヤの股間の物をにぎって大きくさせています。
≪惑わされている≫ 次の手がありませんでした。
サヤがサージの横に戻り、そして足を開いて待つサージの中に入れました。
「痛い」サージがうめきます。入り口は固く、サヤのものを簡単には受け入れません。でもそれもしばらくの間でした。
サージの中にゆっくり入っていくのがわかりました。
「いいい‥」サージがうなります。
「お願いです。優しくしてあげてください」どうすればいいのかわかりませんでした。そう言う以外に思いつきません。
サージは眉間にしわを寄せ、唇をかみしめて我慢しています。
こっちまで力が入ってしまいました。「サージ、力を抜いて」それから、「サヤ、サヤ、少し止まってあげて」
苦痛の色が弱まります。≪よかった。でもわたくしは何を言っているの≫ 自分の非力に歯噛みします。
弱そうにみえて強い腕がサージの腰を支え、固く勃起した乳首にキスをしています。それから乳房をつかんで揉みます。
「あうぅぅ」唸り声をあげてサージは自分からもゆっくり動き始めました。
やがてその声が大きく激しくなっていきます。
笑ってしまいそうになりました。サージのその姿が、まるで私のやり方をなぞっているのです。≪そうやって、喜ばせてあげたいのですか≫
その声がもっと大きくなります。≪あら、私ってこんなに声出していたかしら≫ 気持ちのよかった先ほどを思い返しました。破られてしまった今、元へは戻せません 王族の記憶を操作することは禁止されています。
≪せめていい思い出としておいて≫
そしてサヤがイッてしまったようです。
大きく突き入れたまま、体を震わせています。
サージにもそのことはわかったのでしょう、肩で息をしながら、満足そうに横になっています。


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