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St.レナ・テイル2 レナ
【ファンタジー 官能小説】

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レナ-13

≪お前は自分と闘いながら、お前を殺そうと思っていた者たちを救おうとしていたんだね。いい子≫
「私のお股に入っておいで、」子犬を呼びました。さっき感じたのです。子犬が私に触っていたとき、犬についた魔は逃げたそうにしていました。
「できない‥」カラザが暴れます。うるさくて、しっかり押さえつけていたので、何を言ってるのかわかりません。
犬が股間に飛び込んできました。
「いい、いいよう。それでいいの」あれの振動に、気持ちよくて耐えられませんでした。
魔も耐えきれなくなって、飛び出してきました。
頭の上で魔が真っ赤に燃え上がると、音もなく自分の内側に向かって消えていきます。ナミが撃ったのです。さすがに迫力が違います。魔は自分の腹にあいた穴の、地獄の炎の中へ裏返しに逃げていきました。
「ああ、いっちゃった」カラザにも見つからなかったし、ほっとして力が抜けました。すべてがおわりました。
二人があたしたちをがれきから掘り出してくれました。
「おい、イクってなんだ。そんなわけがないだろ。私は何もしてない。何もしてないんだから」声をからしたカラザが言い続けています。
アッチがその顔をつかんで、自分の方に向かせると、「もちろん、あなたを疑ってなんかいませんわ」
店の名刺を胸のポケットに差し込むと、「お店の方に来てくださいね、そしたらもっとお話ができるでしょ」ちょっと押さえます。
「そんなお誘いをされても」
「そうですわね、きっと美しい奥様が待ってらっしゃるのね」
「そんなのはいませんよ」
「では、お待ちしていますわ」部屋から追い出すように連れて出ていきます。
店でも帰ってほしい客にはこんな風にあしらうのでしょうか。
「アッチったら、なに誘いかけてんの」
「もっと大人になりなさい。ただの営業じゃないの」ナミは鼻を鳴らして出て行きます。 「体、ふいときなさいよ」
よく見ると、魔の実体のあった部分が弾け飛んで周りを汚しています。
そんなにたくさんの量ではありませんが、白濁した粘り気のあるそれは、こっそりと見たエッチなビデオで。男性が出しているヤツみたいでした。
掘り出されるときについたのでしょうか、それが服についています。
うしろの方なので、服を脱ぎました。嫌なことに、破れた所からついたのでしょう、お尻のところにまでついています。
おしりを突き出させてショーツについた汚れをティッシュで拭き取っていました。
「あの、帽子を‥」 カラザが戻ってきました。 「‥落としてしまって」
「エッ、これは」裸で白いベトベトを拭いているのを見られて、おろおろしてしまいます。
「わたしじゃない。ほんとうに、ちがうんだ」カラザが叫びます。
「エッチ」あたしは床の帽子をひろうと、投げつけてやりました。


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