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茶道教室の性奴隷
【SM 官能小説】

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その11 性奴隷として堕ちていく茶道講師-5

島崎は私が誘った。
それは、この後に展開される破廉恥なことを計画していたからだ。

房江はさすがに島崎を見て動揺をしていた、それは無理もない。
あの日に、私と一緒に島崎には恥ずかしい調教をされたからだ。

客人達を前にして、房江はいつものように挨拶をした。
「皆様、お久しぶりでした。茶会が伸びてしまい申し訳ありません。
以前、ここにおられる佐渡様に対して見苦しい失態をしてしまいました。
あの後、佐渡様とお話しをさせて頂き、和解をさせて頂いております。
今回の茶会は佐渡様のご提案により、開催させて頂きました」

房江はそう言うと私に向かって丁寧に頭を下げた。
私はそれを受けて、頭を下げ一言言った。
「今回、房江様とお話しさせて頂き、この後のお楽しみもあります。
もし、宜しければお付き合いください」

客達は少し驚いていたが、まさかその(お楽しみ)が破廉恥なこと、
等とは想像さえ出来なかった。

茶会はいつものように行なわれた。
私は前回のような失敗をしなかったし、
もしそれがあったとしても、房江がそれを指摘することなど出来ない。
何故ならば、房江はもう私に従う女になっていたからだ。

私は菓子を食べるときには、器を両手で持ち軽く会釈をしたし、
懐紙の上に箸で上手に菓子を乗せて箸をぬぐい、
器を左隣の人にそれを丁寧に渡した。

抹茶を飲む時にも、軽く右手に添え茶碗の正面から飲まずに三口半で飲んだ。
この間とは別人のように、全てに於いて誰よりも完璧にこなし、
堂々としている私を見つめていた人達から感嘆の声が漏れてくる。

こうして、ひとまずは初めのセレモニーは終わった。
私の計画により、
この後に行われる破廉恥な行為を思うと、房江は気が気ではなかった。
それまでは、ホストとしての役目を気丈に果たしたいと振る舞っていた。
そんな房江を私は立派だと思った。

それを私が彼女を好きになった一つでもある。
そっと房江は私を見たが、今は静かに座っている私を見て安心したようである。
その目は前のような高慢さはなく、
愛奴となってからは優しい女の顔になっていた。

しかし、茶会が一通り終わり一巡した後で、
私の計画した淫らな計画が始まる。
もちろん、そのことは私と房江、友人でS仲間の島崎以外には誰も知らない。

それを思うと心なしか、房江の顔が蒼ざめているのが私にはわかっていた。
房江がお茶を立てるとき、緊張で少し手が震えているのを私は見逃さなかった。
この後に、破廉恥なことを皆の前でさせられるからだ、
そのことを私から言われている房江は意識していた。

正装した客に茶のもてなしをした後で、この茶室の主人でもある房江が、
淫らな姿を曝け出すなど、誰が想像するのだろうか……。





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