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催眠権売買2
【SF 官能小説】

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体育用具室を使う土屋達-1

部活中ライン引きの石灰が無くなり、校庭の道路脇にある体育用具室へ向かっている最中に、用具室から男子生徒が数人出てきた。
「あれは、不良の土屋達か、こんな時間に何してんだろう」
そう思いながら用具室の前に来て、ドアを開けると、
中からムッと来るぐらいの精子の匂いと、床に敷いてある体操マットに横たわる全裸の女子生徒がいた。
女の子は仰向けで倒れていて、マンコから精子があふれている。
「おい、大丈夫か」と慌てて駆け寄ろうとしたが、なぜだか用具室の中に入れない、足が進まないのだ
あ、これも催眠なのか、しかしひどい有様だ
室内に入れないので周りを見ると制服や鞄は散らばり、バケツに入った水が置かれ、水着が落ちていてなぜか股間の部分が破れていた
女の子は髪の毛が濡れて顔にかかったままだし、体にはところどころ土がついて汚れている、
女子生徒は完全に気を失っているようだ。
見た目誰だかわからないが、落ちてる水着の名前の欄を見たら「坂下 由紀恵」と書かれていた
確か同級生にユキねぇと呼ばれている子だ
結構、綺麗系の顔をしていたはずだが、今は汚れて本人か判別できない。
しかし絵にかいたような見事な惨劇なので坂下には悪いが、スマホを持ってなく撮影できなかった事に後悔していると、
「あれ?先生、みちゃいました?」
と後ろから声をかけてきたのは山本だった。
「あ、山本、これはひどくないか?」と聞くと
「ぅわ〜散らかってますね〜」と中に入り坂下の惨状をスマホで写真撮っている。
なんてひどい奴だと思いながらも、その写真ほしい……と思っていると
「いいですよ、先生のメールに送りますね」と人の心を読んだように答えた
山本に隠し事はできないなと思うと
「そうですね、でも坂下さんも今日で終わりでホッとしてますよ、3ヵ月大変だったので、次は好きな人となるようにします」
今まで気づかなかったが体育用具室に備え付けていたカメラからメモリーカードを交換していた。
「坂下の好きな人ってだれなんだ?」
「ああ、言っても分からないと思いますが、東島浩二君ですよ、坂下さんが望むなら浩二君に格安で催眠権を売ろうかと思います」
確か同じクラスの背の高い男子だったような
「結局買うのは男なんだな」と聞くと、動画を確認していた山本が「当然ですよ」と言ってのけた
「……あ、でも幸せになるかは保障できないな」と笑っていた、不気味だ。
すると私の後ろにいつの間にか女生徒が2人来ていて「先生、どいてください」と言ってきた。
やばい、この惨状は見せられない
「あ!、見ちゃダメ!ちょっとまって、今はいらないで」と体で見えないように隠していたら、
山本が「あ、大丈夫ですよ、彼女たちは」と言う
どうゆうこと? と思い避けると
彼女達は体育用具室に入り、慣れた手つきで坂下の体を拭いて髪の毛や陰毛まで整えてまっすぐに寝かし、落ちている鞄を整理し水着は新しいのに変え袋に入れ
落ちてる制服を彼女の上にかぶせた、下着も分かる位置に並べて置き、消臭剤を撒いて匂いを消して、バケツを持って出て行った。
「手早いでしょ、彼女達にかかればどんな惨状でもそれなりに綺麗にできるんだよね、何も覚えていない坂下は余計な不安にならなくていい」
「でも犯された事はわかるんじゃないのか、教室で寝かした方がよくないか」
「うん、そこは反応を見たい僕の楽しみなんで〜」
「怖いけど、羨ましいかも……」
「正直ですね、先生も、西野の最後は体育用具室にします? 何も覚えていないので最後は無茶やる人が多いんですよね、不良スタッフも用意できますよ」
「……」やばい、否定できない、俺の西野がボロボロになるところ見てみたいかも
「まだ日がありますんで、いつでも連絡してください」
山本は用具室から出てきてドアを閉めた。
「このあと坂下はどうなるの?」と聞くと
「ん? いつもは次の催眠権の人が来るんだけど、今回は無しなので、何も覚えていないから起きて帰るだけですね
土屋達は、あれでいて律儀な所があって、どこまでやっていいか逐一聞いてくるんだよね、
今回は友達も巻き込んだみたいで面白かったなぁ、友達の記憶もちゃんと消しているから心配しなくていいからね
全てなかった事になって、覚えているのは土屋達だけ」
「土屋達4人か、お得じゃないのか」
「お得じゃないよ、4人の時はちゃんと追加料金いただいてます、結構金持ちなんだよね、先生もこの前校長の分を払ったじゃないですか」
「あぁ、あれと一緒なのか」
「じゃあ次の場所にいきますで、失礼します」と山本は去って行った。


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