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女子体育大学 年下の先輩
【SM 官能小説】

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剣道部正式入部-1

 階段教室に最初は陸上部と思われるユニホームを着た4年生と数人の先輩が入ってきた。
学生達が中央3列のテーブルに着席しており横の方には麗子達教官が腕組みして座っている。陸上部の学生が入場してきた時に麗子が小声で『起立して挨拶なさい』と指示した。
1年生達は一斉に立ち上がり『よろしくお願い致します』と大声で挨拶した。陸上部のキャプテンは手短に活動内容を説明し『入部希望者はついてきなさい!』と言って教室を後にした。その後ろを数名の1年生が後を追った。
その後同様に、バレー部、バスケ部と続き、可愛いユニホームを着たテニス部が説明を始めたとき剣道部の津田睦が教室の入り口から中を見ているのが見えた。優子はテニス部についていきたかったが入り口に立つ睦と視線が合い、その場に留まった。続いて、白い道着に白い袴を身に付けた睦と3名の4年生が教室に入ってきて
剣道部の説明を始めた。優子も観念し入部届の希望部名に『剣道部』と記載した。睦は説明が終了すると教室を後にした。優子を含む8名の1年生が睦の後を追いかけ、階段教室の出口付近で入部届を手渡し『よろしくお願いいたします』と挨拶した。睦は冷たい笑みを浮かべて『今年は8名ね。頑張りましょうね』と声をかけた。傍にいた白い道着に紺の袴を身に付けた3年生が12:30までに道場横の防具保管庫に集合しなさい。そこに2年生がいるから本日の入部式の手順を聞きなさい。
優子達は『入部式って?』と思ったが、声をそろえて『はいっ承知致しました』と声を揃えて挨拶した。1年生8名はそこで簡単に自己紹介を始めた。
『遠藤めぐみ 23歳(剣道3段)主将の睦さんは私の高校の一つ後輩です。』
『相沢優子 29歳です。剣道は初心者です。顧問の遠藤教官は私の高校時代のテニス部の後輩でした』2人の告白に一同『へぇ〜』と驚きをみせた。
『河合七海 21歳剣道は初心者です。』つづいて、井上清美が愛らしい笑顔を浮かべ『皆さんお姉さんですね、私、井上清美です。18歳剣道初心者です』語った。武道ができるのかと思うほど可愛い娘である。『西山茉莉 18歳 剣道2段』『宮沢友里 18歳 剣道初段』『佐々木恵 18歳 剣道初段』『小澤亜子 18歳 剣道2段』小沢亜子が18歳ながら
『ここでの生活は大変そうだけど同期の我々は力を合わせて頑張っていきましょう』と号令をかけた。井上清美がこれから始まる地獄など無いような笑顔で『じゃあみなさん12:10に寮の玄関に集合しましょう』と言ってお開きとなり、昼食のために寮へと向かった。
学校の裏門を抜け寮へもどる途中剣道着を着た先ほどの3年生が近づいてきて、『今日の昼食はほどほどにしなさいね。特に麺類は口にしない方がいいわよ』宮沢友里がぽかんとしていると3年生は『吐いた時麺類は喉に詰まるわよ』それを聞いた8人の新入生は一気にブルーな表情に変わった。つづけた3年生が『ちんたら歩いてないであなた達1年生は常に駆け足でしょ。急いで寮に帰りなさい。』彼女の名前は『宮地 唯 23歳 副主将(剣道3段)睦より1歳年上である』実は面倒見のよい姉さんタイプである。8人は一斉に駆け足で寮へ向かった。
8人は急いで昼食を済ませ道場横の防具保管庫に向かった。防具管理庫は道場の裏手にあるが幸いすぐに見つけることができた。指定時間の10分前には到着したが、紺の袴に八分袖の道着を着た15名の2年生が既にたむろしていた。剣道部では学年によって着用できる袴、道着の色が決められている。4年生は道着、袴とも白。3年生は紺の道着に紺の袴が基本であるが、3年生ながら副主将の宮地は白い道着に紺の袴の着用が許可されている。
2年生は今年度から八分袖ながら道着の着用が許可され更に後輩が入ってきたから嬉しくてしかたないが自分たちより遅れてきた1年生に向かって『遅れてくるとは何事ですか?』と怒鳴りつけている。新入生8名は直立不動で『申し訳ございません。以後気を付けます』と謝り、その場はそれで収まった。実は2年生としても、ビンタなどの体罰を先輩の許可なく1年生に与えていいものかを判断できずそれで収めるしかなかったのである。おそらくその場に3年生がいたら猛烈な体罰が与えれていたと予想できる。8人の新入生達は命拾いしたのだった。
2年生の1人が『今から防具管理庫を説明するね』といって、8人の新入生を中へ案内した。中は20畳位で道場に直結している畳の部屋と、たらい、洗濯板を配置した庭先、その先に防具を乾燥させる低温乾燥室と道着を乾かす高温乾燥室、さらにはアイロン室が完備されていた。
2年生が施設の説明を始めた。『畳のお部屋は3,4年生専用よ。先輩方がいらっしゃるときに上がってはだめよ。お掃除の時と、道着、防具を揃えるときだけよ』
『今日はあたしたちがきれいに防具と道着をそれえておいたけど明日からはあなた達のお仕事よ。今のうちに配置手順を頭に叩き込んでおきなさい』『先輩方がお着替えされている間は襖は閉じて庭先で膝まづいて待機するのよ』『あなた達は8人で20名の3.4年生をお世話しないといけないから大変だけど早く仕事を覚えてね』『今年の3年生は気性の激しい方が多いから注意しなさいよ』1年生はそろって『はいっ』と答えた。
『今日の稽古の後に防具の片付け方や道着の洗濯のやり方を教えるわね』『みなさんだいたい道着の下は何もつけていらっしゃらないけど、なかにはパンツを履いている方もいるので、下着の洗濯も毎日やるのよ』『あと、私たち2年生はここの庭先で着替えるから、外からドアを開けるときは気をつけてね。私たちが中にいたら入ってきたらだめよ』
『あと剣道場エリアでは1年生は裸足よ』めぐみと優子は仮入部したのでその厳しさは予想していたが、全裸でなく、裸足でよかったと安堵した。『あと生理の子はタンポン装着ね。生理の子は申告するのよ。あなた達に更衣室は無いから外で準備してきなさい』躊躇している1年生に『急ぎなさい!』と命令した


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