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人妻略奪 壊れゆく家族
【熟女/人妻 官能小説】

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合意-3

それから、昭典と田沼は長い時間をかけて話し合い、ようやくお互いに合意した。いくつか取り決めたことは、以下の通りである。

・昭典が自分の浮気によってこのような事態になったことを、麗子へ告げること
・1泊2日の旅行に、田沼と麗子の2人で出かけること
・もし麗子がOKすれば、旅行以降も田沼と麗子の関係を認めること
・麗子が田沼との関係をOKしなくても、昭典と郁美は関係を続けてもいいこと

こうして昭典は、自宅に帰ったその夜、妻の麗子に泣きながら頭を下げた。

近所の居酒屋で飲んだ際に、ある女性と関係を持ってしまったこと、その女性が田沼の奥さんだったと後で分かったこと、そしてその代償として、田沼が麗子の身体を要求していることも告げた。

2人はその晩、悩み続けた末、「1回の泊まりだけなら、それを我慢するしかない」という結論に至った。

しかし、麗子はいつかの条件を要求した。田沼には、キスをしない、フェラをしない、避妊具着用の3つを厳守すること。

そして昭典には、これ以上、郁美とは関係しないことを条件として出した。

昭典は、麗子の条件を全て守ると約束した。こうして、なんとか麗子を説得することができたのである。

しかし実は、田沼と昭典のあいだには、麗子には隠している取り決めがいくつかあった。もちろん、昭典がそれを麗子に伝えることはなかった。

そのうちの1つは、田沼から渡された媚薬を、麗子にコッソリと飲ませ続けることだった。

こんなことになったのは、昭典が田沼に、麗子のセックスに関する内容をすべて話したからだ。

夫婦間では5年以上はセックスをしていないこと。麗子は、相手の唾液を飲んだり、男の一物を口内に咥えることを極端に嫌がること。

田沼に質問されるまま、昭典でさえ、精子を飲んでもらったことは一度もない、ことなども正直に答えていた。

それを聞いた田沼が用意した作戦が、媚薬だった。

昭典は、麗子がお風呂上がりに飲む自分用の炭酸水のペットボトルにそれを入れた。田沼が言うには、その媚薬はすぐに身体の異変を感じるほど強いものではないが、日数が経てば確実に効果が現れると言っていた。

何も知らない妻が、いつものように炭酸水を飲む姿を見て、昭典は罪悪感と共に、興奮も覚えていた。

こうなってしまった以上、引き返すことはできない。それならば、妻が乱れる姿を自分も見てみたい、という気持ちが大きくなっていった。


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