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英才教育
【調教 官能小説】

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内覧会-1

学校は来週末の文化祭に向けて、準備でそれなりの盛り上がりを見せていた。
「美雪先輩の所は何をするんですか?」
「何でもランキングと言う、校内の色々なランキングをベスト5形式で発表している展示ね」
「へぇ〜何だか面白そうな展示ですね(笑)」
「人気ランキングとかもあるんですかね?」
「来週から当日までの1週間投票で貼りだすわよ」
「あぁぁなら衛さまと美波先輩に投票しないと(笑)」
「正面玄関前に投票箱を設置するわよ」
「面白そうですね(笑)」
「香織の所は何をするの?」
「たこ焼き喫茶ですよ(笑)」
「何?それ」
「レンチンしたたこ焼きとドリンクを出す喫茶店です」
「あぁぁなるほど(笑)」
「店員の女子の制服が可愛いんですよ(笑)」
「ピンクのメイド服ですからね」
「香織が似合いそうな制服ね」
「私は看板娘ですからね(笑)」
「絶対来てくださいよ美波先輩」
「判ったわ、それは楽しみね(笑)」
香織は本当に文化祭を楽しみにしている様だ。

「衛さまは遅いですね?」
「職員室に行っているからもぅ戻ると思うわよ」
二人は、準備で普段より盛り上がる教室で、衛の戻りを女子トークしながら待っていた。

「アッ衛さまだ(笑)」
「香織来ていたのか?」
「ハイ」
「遅かったですね衛ちゃん」
「話は直ぐに終わったんだが、美雪から電話があって話していた」
「何かありましたか?」
「マンションの内装チェックして欲しいと連絡が来たとの事だ」
「内装のチェック?」
「引渡し前にチェックしてキズがないか、壁紙の剥がれとか全てチェックするそうだ」
「問題を指摘して完璧にして引き渡しと言う事だな」
「なるほど、割と大切な事ですね」
「あぁぁそれを僕にも立ち会ってチェックして欲しいと美雪から連絡だ」
「衛さま本当に引っ越しされるのですね?」
「あぁぁ年末に入って直ぐに引っ越しだな(笑)」
「オジさまが戻りは新居と言う話はこの事ですね?」
「そうだな、それでこれから新居のマンションに寄ってチェックしに行くぞ」
「二人もチェック頼むぞ(笑)」
「ハイ」

三人は、普段帰る道を歩きながら、途中から駅の方へ方向を変え歩いた。
学校への距離は今より少し、遠くなるが、駅にはかなり近くなる。

「あれですかね?」
建物は出来上がっているが、マンションの周りなどヘルメットを着けた職人が忙しそうに
出入りして、作業をしていた。

エントランス横にテーブルがあり、スーツ姿の社員が3人受付としていた。
「青山さまは705号室ですね(笑)」
「どうぞ中へ」
名簿をチェックし、中に入るとソファーに腰かけていた美雪が立ち上がり、軽くてを上げた。

「お帰りなさい衛さま」
「待たせたな」
「美雪ママただいま(笑)」
「お帰りなさい、美波さん、香織さん」
4人はエレベーターに乗り込み7階を押した。

エレベーターのドアやパネルにもまだ、透明のフィルムが貼られており、新築な事が判った。

「新築だからチェックする事もないんだろ?」
「そうでもないんですよ」
「そうなのかぁ?」
「ええ張ったばかりの壁紙は端が糊付けが上手く行かずに浮いて居たり、オーダーと違う
色や、仕様だったり今、チェックして指摘しないと受け取り後では、有料もありますからね」
「そうなんだな」
「こんな事と言う所まで指摘しておいて間違いないですから」
「香織細かくチェックしてくれよ(笑)」
「了解です衛さま(笑)」
玄関ドアを開けると、新しい匂いがする少し、塗装や薬品の香りが混ざった匂いがした。
「みなさん気になる所はコレを貼って行って下さい」
美雪は3人にピンクの付箋を渡し、貼る事をお願いした。

「リビングは広いですね(笑)今の倍はありますかね?」
「あぁぁそうだな」
「奥が畳なんですね?」
「和室になっている」
「ココを開けたら更に広いですね(笑)凄いぃぃ」
「ソファーやテーブルを置いたら広いけど今の感動は無いわよ」
「そうですよね、何にもないですからね今は・・・」
「香織、見るのは良いがチェック忘れるなよ(笑)」
「はぁ〜い(笑)」

仕様に問題はなかったが、所々に擦ったキズやクロスの剥がれた部分など、見つかり、
部屋中にピンクの付箋が目立った。
香織も最初は外側ばかりを観ていたが、クローセットやトイレなど内側からドアを閉めたりして
ベテラン調査員の様に、チェックしていた。
衛は途中から、チェックは3人に任せて、ベランダから景色を眺めていた。

「美雪荷物の運び入れが出来るのってどれ位からなんだ?」
「このチェックした部分を改修して再度確認して引き渡しにサインしてからですから
11月の中旬には可能だと思いますよ」
「そうか(笑)文化祭が終って直ぐだな」
「そうなりますかね(笑)」
「美雪ママ文化祭来ますよね?」
「勿論行くわよ(笑)」
「たこ焼き喫茶やるので来てくださいね?」
「楽しそうね行かせてもらうわ」
「ピンクのメイド服でご案内しますから(笑)」
「可愛らしいメイドさんにお世話してもらうのね(笑)」
「ハイ」
嬉しそうに話す香織を見て、衛はメイド服の香織かぁ〜と何やら悪戯っぽい顔をして話を聞いていた。



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