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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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たった一度の過ち-1

マギーは明日は休めと言われて帰された後、いても立ってもいられなくなり、東京の杉山のマンションへと向かった。高速道路を走るマギー。若菜に鍛えられたおかげで首都高も慣れたものだ。駐車料金が高いのが嫌だが、杉山のアパートの近くのパーキングに停めた。時間は21時だった。

(びっくりするかな…。ンフッ♪)
サプライズの為、行くとは言ってない。高速を走っている時にLINEがあったが、まだ仕事中で遅くなりそうだと伝えてある。杉山のアパートの前に着き、下から見上げると杉山の部屋には灯りがついていた。もうすぐ会える…、胸を躍らせながら階段を上がり3階の杉山の部屋の前に立つ。

ベルを鳴らすマギー。少し間が空いたが、ガチャッと鍵が空いた。するとTシャツにパンツと言う格好で現れた杉山は驚いた。
「マ、マギー!?な、何でここに…」
「エヘッ、来ちゃった♪」
ウィンクして舌をペロッと出す。しかし杉山の様子がいつもと違う。いつもならすぐさま抱きついて来ていきなりキスをしてくるが、何故か今は目を泳がせ困惑している。

そんな杉山にマギーはピンと来た。ドアをガッと開け玄関を見るとピンクの可愛らしいハイヒールがある事に気付く。マギーの顔から笑みが消えた。中に女がいる。マギーは頭に血が上り土足のまま部屋の中に突進する。
「あ、ちょっと!!」
焦る杉山を振り切り寝室へ入った。するとそこには茶髪で20歳程の若くて可愛くて、そしてシーツに体をくるんでいるが谷間からして巨乳のギャルが少し怯えながらマギーを見ていた。

「ねぇ…これ、どーゆー事…?」
低くて冷たい声が杉山を突き刺す。
「ち、違うんだ…!これは…」
マギーは肩を震わせて怒っていた。
「何が違うのよ!!」
マギーは杉山の頬に平手打ちを見舞う。
「最低!!もういいっ!!」
怒りに満ちた表情にうっすら涙を浮かべた瞳で杉山を睨みながら振り返り部屋を出て行った。
「マ、マギー!?」
慌てて追いかけようとするが、慌てて転んだり、靴が履けなくてマゴマゴしているうちに、マギーは既に車を走らせて去って行ってしまった。

「マギー!!」
夜に響く声もマギーには届かなかった。マギーは首都高に乗り、ワイパーが無ければ前が見えないぐらいの涙を流しながら我を忘れて運転し、常磐道に乗り、初めのパーキングに車を停めた。
「ハァハァ、ハァハァ」
なんとか落ち着こうとするマギー。杉山が浮気をしていたショックが大き過ぎた。まだ頭の中の整理が出来ない。色々考えると涙が止まりそうになかった為、無理矢理車を走らせる。頭に浮かぶさまざまな事を振り払い、高速を走り続けてインターチェンジを降り、マンションに戻った。


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