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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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第0章 女刑事コンビ-1

「マギー、右っ!!」
深夜1時、寂れた倉庫内。月の明かりが窓から差し込み、何とか物影がボンヤリと見えるぐらいの倉庫の中を、千城県県警本部の刑事であるマギーに、暗闇から男が鉄パイプを振り下ろそうとしていた。

暗闇と静寂を切り裂く声にマギーはとっさに身構えた。
「このクソアマっ!!」
音を立てて振り下ろされた鉄パイプを間一髪避けるマギー。男は勢い余って鉄パイプを地面に思い切り叩きつけてしまう。
「グッ…!」
弾けとばされる鉄パイプが転がる音が耳を突く。男は手を抑えながらもマギーに殴りかかる。
「女なんかに捕まってたまるかよ!!」
白のシャツにタイトなレザーのミニスカート姿の、セクシー女優みたいな女刑事に捕まるのは恥だと感じた男は右手を振り上げマギーに殴りかかる。
しかしマギーはその右ストレートを見切り交わすと膝をみぞおちに蹴り込んだ。
「グッ…!」
男の体がくの字に曲がる。すかさずマギーは掌を合わせて男の背中を強打する。圧巻はそこからの回し蹴りであった。明るければきっとパンティが丸見えであっただろう。見事な体の使い回しでハイヒールが男の顔面にクリーンヒットした。
「うっ…」
男は白目を向いて床に倒れこんだ。ピクッ、ピクッと痙攣している。マギーは何事もなかったかのようにしゃがみ、手錠を男にかけた。

「私のおかげで助かったわね!」
ハイヒールの音を響かせてマギーに歩み寄るのは同じく千城県県警本部の刑事、三島華英だ。華英のいつも着ている服はマギーよりも更に際どかった。マギーのスカートが膝上10センチなら、華英のスカートは膝上というよりも股下から計った方が早いのではないかと言うぐらいに短かった。そして白のタンクトップを好む。シャツを着用する際も必ず胸元をはだけ谷間を強調するものばかり来ている。この2人が並んで歩く姿は刑事と言うよりもキャバ嬢のようだと評判だ。今や県内のみならず全国的に有名な女刑事コンビであった。

「華英がいなくても軽くやっつけてたわよ。」
「またまたぁ!危なかったよ?マギーちゃん!」
「ったく、年下のくせに生意気ねっ!」
「ヤダァ、そんな事言わないでくださいよぅ、マギー先輩〜♪」
マギーは現在30歳。華英は4つ下の26歳だ。どちらも現警視庁総監である上原若菜の元部下だ。華英はまだ若いが若菜と行動するにつれメキメキと力をつけて来た。不死蝶事件を経験した事により刑事としての才能が開花したようであった。実力的にはまだ少しマギーが上だが、それも僅な差である。2人は高いレベルで凌ぎ合うライバルでありコンビなのであった。


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