投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

痴漢の巣窟書店 −特急列車添乗員―
【痴漢/痴女 官能小説】

痴漢の巣窟書店 −特急列車添乗員―の最初へ 痴漢の巣窟書店 −特急列車添乗員― 76 痴漢の巣窟書店 −特急列車添乗員― 78 痴漢の巣窟書店 −特急列車添乗員―の最後へ

第16話 性玩具として生きる女達-3

 店だけではなく、行く先々で彼女達は、痴漢やセクハラなどに遭遇し、組織の男達にその肢体を愉しませ続けていたが、夜這いしてもらい易いようにと、郊外の一軒家に3人で暮らすようにした。
 この“夜這い専用ハウス”も、組織の男達に好評を博した。中には、“夜這い専用ハウス”に住んでいるといっても過言ではない位に、毎晩のように入り浸っている者もいる。それでも一応、家に入って行く時は、夜這いの体裁は整えることにしていた。夜這いでは無いのに、この家に入り込むのは、マナー違反ということになっていたので。
 ちなみに、直接性行為に伴う金銭の授受は無いので、売春行為には当たらない。形の上では、組織の男達の痴漢や強姦やセクハラや夜這いを、彼女達が一切の抵抗も見せず、時には積極的に受け入れているのだ。
 万が一、事が露見しても、彼女達が罪に問われる事は無い。あくまで痴漢や強姦などの、被害者として扱われるはずだ。だが、全国で数万人の組織の男達が、毎日何回も繰り広げている様々な淫行は、どれ一つとして露見した事は無いのだ。組織の男達はなぜか、生まれつきその方面の卓越した才能を有している。

 ある日、会議室での大乱交から数か月が経った頃の事だが、涌井は特急電車に乗っていた。既に獲物は指定してあった。時期に、陽子か美沙か華乃が、陥落させて連れて来るだろう。女性乗務員たちのそのサービスは、組織の男達限定ではあるが、継続されているのだ。
 彼が乗っている車両は、組織の男だけで埋め尽くされている。一車両まるごと組織で予約して押えてしまう形が、このところとられているようだ。涌井の差し金では無いが。
 獲物の指定は、早い者順だった。涌井は少し出遅れたので、3人程は却下されてしまった。
「申し訳ありません、お客様。あの獲物に付いては、既に先客が付いておりまして。」
 丁寧な美沙の謝罪の言葉を受けつつ、涌井は別の獲物を物色したのだった。
 列車がスタートして少しすると、
「お客様、お待たせいたしました。母親にベッタリのロリ娘を、お持ち致しました。どうぞご存分に、ご堪能下さいませ。」
 涌井の、通路を挟んだ左の列の、3つ前の席の客が、指定した獲物を陽子に連れて来てもらったようだ。涌井が最初に指定し却下された獲物だったのだが、左前の男が先に指定していたのだ。
 高校生くらいだろうと思われるが、母親の腕にしがみつき、そう簡単には引き離せそうにないような、甘えん坊タイプの少女だ。T−シャツにショートパンツというカジュアルなスタイルだが、ピンクを基調にした色遣いがロリ系の印象を際立たせている。
 母親の腕に身体を擦りつけるようにして、甲高い猫なで声を上げ続けているその間中、短パンに包まれた腰は後ろに引かれ、S字カーブを描いていた。その姿が極めてエロティックに仕上がっている事を、本人は全く意識していないようだ。
 その尻を、パシンッ、と叩くか、ムンズ、と掴むかせずにはいられないような腰遣いを見せ続けながら、あどけない笑顔で母親に甘え続けているのを見て、涌井も是非味わってみたいと思ったのだが、先を越されたのでは仕方がなかった。
 組織の中に、上下や優劣などは無い。獲物を陥落させる活動における命令系統はあり、涌井が手下と共に女を仕留めにかかる時には、手下達は涌井に忠誠を誓っているのだが、それ以外のときに涌井に優先権などは無いのだ。
 あれだけ母親にへばり付きっぱなしで、引き離すのだけでも一苦労と思えた少女を、どうやって陥落させたのかは分からないが、その表情を見るに、陽子はこのロリ娘を完璧に仕留めて見せたようだった。
 ロリ少女を指定した男が何かを囁くと、少女は男の脚の上に、男と向かいわせになるように座り、背中を前の座席の背もたれに預けた。その体勢のまま、ショートパンツの上から指を股間に這わせ、オナニーを始めるロリ少女の姿は、なかなかに愛くるしく官能的だった。
「お客様、お待たせいたしました。水商売系のお色気お姉さんをお持ち致しました。たっぷりとご賞味下さいませ。」
 涌井から5列くらい後ろの席の男が、華乃の連れて来た女を受け取ったようだ。涌井が振り返って見た時には、紐だけで肩から吊るされた紫のワンピースを纏《まと》った女が、男の足もとに跪《ひざまず》いてフェラを始めるところだった。
「お客様、お待たせいたしました。澄ました感じの理系女子大生をお持ち致しました。心行くまでお愉しみ下さいませ。」
 涌井から遥か前方の席で、ジャケットスタイルの眼鏡女子が、既に涎を垂らしている口を組織の男に吸われた。美沙に陥落させられたようだ。
「お客様、お待たせいたしました。小気味よく立ち働くヤングマダムをお持ち致しました。ご存分にご堪能下さいませ。」
 ようやく涌井の獲物がやって来た。陽子が陥落させて連れて来てくれたのだ。母親にベッタリのロリ娘を陥落させて、まだ30分も経っていないのに、もうこのヤングマダムを陥落させたのかと思うと、涌井は内心で舌を巻いた。
 夫や2人の子供と家族旅行を楽しんでいたマダムを、涌井は獲物として指定していたのだ。ぐうたらで何もしてくれない夫と、やんちゃ盛りの2人の子供の為に、まめまめしく世話を焼いている姿が印象的だった。
 普通なら、忙しさにかまけて色気も何も失っていておかしく無い状態だと見受けられるが、このマダムは、十分な色香を残している。スタイルも完ぺきに維持され、肌の艶《つや》も良い。妻として、母として、しっかりと役目を果たしつつ、女としての美しさも保っているのだ。涌井は、是非賞味したいと思った。
 あんなにも忙しそうだったマダムを、どうやって家族から引き離して陥落させたのかは、全く分からない。まずは、やんちゃ盛りの子供達から、何とかする必要があっただろうし、それだけでも無理難題に思える。


痴漢の巣窟書店 −特急列車添乗員―の最初へ 痴漢の巣窟書店 −特急列車添乗員― 76 痴漢の巣窟書店 −特急列車添乗員― 78 痴漢の巣窟書店 −特急列車添乗員―の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前