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痴漢の巣窟書店 −特急列車添乗員―
【痴漢/痴女 官能小説】

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第14話 OLに、恥辱の波状攻撃-7

 男達の顔の高さに抱え上げられた嗣美の股に、摩耶が手を伸ばした。絶妙な指さばきで、摩耶は嗣美の尿道に破壊的な刺激を加えて来た。
「えっ!なにっ!? ダメッ、ダメッ、ダメぇっ!」
 異次元の刺激、異次元の屈辱、異次元の羞恥、嗣美は叫んだ。喚いた。崩壊し尽くしたと思った精神が、更なる崩壊に曝されて行くのを実感した。もう地の底にまで堕ちたと思った人格が、また更に突き落とされた。
「ヤダァッ!出るぅッ!ダメぇッ!出ちゃぁうッ!ああぁぁあっ!いやあぁぁああっ!」
ジョッバアアアアアアアアアアアアアアアアッ!
 いつの間にか開け放たれていた窓から、窓があったことすら、嗣美は意識していなかったが、窓から、闇夜の虚空に向けて、聖水のラインがキラキラ輝きながら橋を掛けた。そしてキラキラ輝きながら、聖水のラインは、夜闇の中に消えて行った。高々と掲げられた股から、天井を掠めるように飛んだ放物線が、広い会議室の端から端を横断する程の大きなアーチを描いた末に、漆黒の闇へと飛び出して行ったのだ。
 男女20人以上の熱視線を突き立てられながらの、女子高生に強制発動させられた、エキサイティングな大放尿ショーだった。
 テーブルの上に降ろされ、そこに横たわった嗣美は、自身の人格がそれまでと一変した事を実感していた。快感を求め、凌辱されたい、犯されたい、滅茶苦茶にされたいと思っていた先ほどまでとも違っている。何かを与えられる事を期待する事もない。ただ服従したい、言いなりになりたい。そんな願望を持つに至った。些細なようで本源的な人格の書き換えがなされた事を、嗣美は認識したのだ。
 人格書き換え行為の首謀者が、嗣美の痴態を鑑賞し続けていた沢山の男達の1人である事も、嗣美には分かった。もちろんそれは涌井なのだが、他の者達の、特に陽子の態度から、彼が一連の出来事の首謀者であり、彼の意志と計画と行動によって、自分の人格が書き換えられるに至ったことも、嗣美は認識したのだ。
 その上で、嗣美は涌井や陽子や摩耶などの奴隷となり、言われるがままに従順に行動する事を、心の底から望んでいた。それは、一時的なものでは無い。時間が経てば、興奮が覚めれば、元に戻る、というものでも無かった。本質的な人格の書き換えが実現しているのだ。
 ついさっきまでの嗣美の心の状態は、一時的なものだっただろう。犯されたいとか、屈辱を与えられたいとか、嗣美が思っていたのは、快感に陥れられた事による一時的な理性の麻痺だった。
 だが今、嗣美の人格は、本源的なところで書き換えられたのだ。不可逆的な隷属本能の発動が、成し遂げられたのだ。媚薬の影響下では無かったが、徹底した屈辱と快感の波状攻撃の末に、嗣美は、仕留められたのだ。
「次はこの人を、嗣美さんが気持ち良くしてあげるんだよ。」
 摩耶の言葉と共に、嗣美の前に見ず知らずの女性が歩み出た。大学生風の服装だ。白いタイトなニットのセーターでふくよかなバストのボディーラインを強調し、明るい色で上品な質感のロングスカートによって、清楚な雰囲気を醸し出している女だった。
 一見清楚に思えるが、かなり男好きなタイプだという事も、嗣美にはすぐに分かった。V字にさっくりと切れ込んだ胸元から、大きな乳房の深々とした谷間の影を見せつけているのも、その根拠だ。
 いかにも男好きな女の服装だと嗣美は思ったが、いま彼女が、男を求めているだけでは無い事も分かった。嗣美を見詰めるその女の目つき、視線の動き、表情などから、性の快感を渇望している胸中が透けて見える。男女を問わず、快感を求めているのだろう。誰でもいいから、どんな形でもいいから、老若男女問わず交わって、性の快感を得たいという意気込みが表れている。
 更にその上に、また別の喜びや渇望がある事も、嗣美には分かった。
 それは、嗣美自身が現在感じている喜びや渇望と同様のものである事も、手にとるように分かる。隷属への渇望。誰かの命令に対して、言いなりになって、破廉恥且つ非常識な振る舞いをする事への喜びだ。巨乳の谷間をこれでもかと見せ付けている、女子大生風の女から、嗣美はそんな気配をはっきりと感じた。
 この女も性奴隷なんだ、と嗣美は思った。それも、自分同様、今日、あの特急列車で性奴隷になったのだ。罠に嵌り、凌辱され尽くし、破廉恥を極め、人格を崩壊させられたのだろう、と。それを言えば、女子高生3人も同じ状態なのだ、と今更のように納得した嗣美。女性添乗員は、もっと以前からそうなっているような気がするが、いずれにせよ、ここにいる女は全員、男達の性奴隷なのだ。
 豊満な巨乳を誇る女子大生のカラダも、若く幼い女子高生たちのカラダも、熟成された女性添乗員たちのカラダも、男達に徹底的に愉しまれ、骨の髄までしゃぶり尽くされたのだろう。その上で精神も崩壊させられ、人格も書き換えられ、皆が揃って性奴隷になり果てるに至ったのだろう。
 そんなことを漠然と考えながら、嗣美は近寄って来る女子大生を眺めた。嗣美が気持ち良くしてあげるよう指示された女は、もちろん美緒だった。


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