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痴漢の巣窟書店 −特急列車添乗員―
【痴漢/痴女 官能小説】

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第15話 会議室の壮大な乱交-1

 丸テーブルに足を上げて乗り上がって来る美緒。快感への期待に、その眼は爛々とした光を湛えている。喜色満面の笑みで、嗣美を見詰めている。
「嗣美さん。」
 その女性は呼びかけて来た。名前を知られている事も、別に驚きもしなかった。「気が付いていると思うけど、今、私達、カメラで撮影されているの・・」
 美緒だと名乗った女は、それから嗣美に、今の状況の説明をした。今までの淫行も撮影されており、これからの淫行も撮影されることになり、その映像は編集され、ある組織の中で販売されることになる。数万人の男達のおかずとして、供されることになる。
 組織の男達に、より良質のおかずを提供する為に、自分達は出来る限り激しく濃厚で官能的なレズプレイを、カメラの前で披露しなくてはいけない。そんなことが、美緒から嗣美に伝えられた。
 嗣美は喜びを感じた。見ず知らずの組織の男とやらの良質なおかずになる、という事を、素晴らしく甘味なステータスだと感じたのだ。
「でも、私、レズって、した事無くて・・」
 是非、良質なおかずになれるようなレズプレイを展開したい、という想いはある嗣美だったが、自信は無かった。何をどうすれば良いのか、思いも付かなかった。
「じゃあ、あたしたちが隣でヤるから、それを手本にして。」
 女子高生3人も、テーブルの上に上がって来た。
 明美が仰向けに寝転がって股を開き、孝子がその股間に顔を寄せて行った。この段階で、嗣美は、明美と孝子の名前までは知らない。が、先ほど貝合わせなどで快感を共有した事で、旧知のような親近感は覚えていた。
 美緒も、明美の隣に平行に寝転がり、脚を開いた。制服姿の明美の阿呆の短さのスカートは、脚を開くと、簡単に隠すべき持ち主の急所を露呈したが、美緒のロングスカートは、脚を開いたくらいでは役目を放棄しなかった。それを摩耶が、バッサァッ、とめくり上げた。大輪の花のごとくにテーブルの上に広がる美緒のロングスカートは、本日二度目の景観を現出させた。
 明美も美緒も、ノーパンだった。数時間前の大乱交の後、彼女達はパンティーを与えられていなかった。またすぐにヤられる事になるから必要ないと、彼女達にも男達にも分かっていたのだ。
 孝子のレズクンニが、明美の股間に炸裂した。恥じらいも遠慮もなく、明美は豪快に喘ぎ声を上げた。少し大袈裟なくらいに、声で快感を表現している。
 摩耶は、美緒の股間に手を伸ばした。左手の指で割れ目をぱっくり広げ、右手で指差しながら、嗣美に向かって告げた。
「ほら、嗣美さんも、同じようにやってみて。ここを、こういう風に舐めるのよ。」
 女子高生が女子高生のヴァギナを舐め回す様を眺めながら、女子高生の指がぱっくり広げている初対面の女子大生の、股間の割れ目を舐める。その状況に、嗣美は興奮した。清楚な装いの女子大生が、茶髪の悪ぶった女子高生に、敏感で恥ずかしい部分を盛大に剥かれている状態が、嗣美の欲情を刺激するのだ。隣で悪ぶった女子高生が、レズクンニをされてロリロリの喘ぎ声を上げている状態も相まって、嗣美の欲情はヒートアップさせられた。
 嗣美も舐めた。目いっぱい広げられた股間を。すると、頬が触れる程嗣美に接近して、摩耶が懇切丁寧な指導を与えて来た。
「・・あ、もっと上も、・・そこそこ、もっと舌の全体を使って、いっぱい擦《こす》るの・・そうそう・・、嗣美さんの、ザラザラしてる部分で、美緒さんのツルツルのところ・・」
と、興奮気味に呼吸を荒げ、うっとりとした目つきで嗣美の初めてのレズクンニをサポートしている。手では嗣美の尻を撫で回しながら。
 孝子の舌遣いをも参考にして、摩耶の指導に従って、嗣美は美緒にレズクンニを見舞い続けた。
 はじめはおっかなびっくりで、ヴァギナの内側の肉襞やクリトリスといった敏感な部分を思わず回避し、その周囲に舌を這わせるといった、ためらいを体現した素振りもあったが、徐々に嗣美の舌は、女子大生のピンク色でツルツルの肉壁を擦り上げ、パンパンに充血したクリトリスをコリコリと弄び、容赦なく美緒を快感に陥れる情熱的なレズクンニを繰り出すようになって行った。
 美緒も、恥じらいも戸惑いも感じさせない喘ぎ声で快感を表現したので、嗣美はいっそう意欲を掻き立てられて行った。初対面の女子大生を感じさせているという満足感が、嗣美のレズクンニに拍車を掛けた。
 嗣美は、美緒の雰囲気から、このヴァギナにはさぞかし大勢の男達のペニスが刺し込まれた事だろうと想像した。社会人になっても2人の男しか経験して来なかった自分とは違って、きっとこのヴァギナは色々な男のペニスを受け入れて来たのだろう。聞けばびっくりするような関係性の男にも、ヤらせて来た事だろう。
 嗣美には、なぜかそれが分かった。そして、それを想像しながら美緒のヴァギナを舐める事に、異様な充実感を覚えていた。美緒が今まで受け入れて来たペニスの味が、そこには残っているのでは、などと思いもした。そんなことを期待しながら、そのヴァギナに染み込んでいるかもしれない数々のペニスの味を搾り出そうとでもするかのように、強く激しく執拗に、嗣美はその舌を美緒のヴァギナの肉壁に擦り付けて行った。


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