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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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佐川-6

「となると川口元治が次に全裸張り付けにしようとしてたのは誰かって話になるけど、佐川明子関連で小渕愛子のように親密にしてた女はいないし、もしかして裏で繋がってる誰かがいたって事かな??」
「それは調べてみないとわかりませんね。まだまだ捜査しきれてないことが多いような気がします。」
「長い時間の中での事だからね。ただ確実に私達は過去の未解決事件である三億円事件も含めて今回の事件も真相に近づいてる。やってる事は間違ってはいない。今後も自信を持って捜査にあたりましょう。」
「はい。」
若菜にそう言って貰えると力になる。捜査で1番禁物なのは迷いだ。警察のトップがそう断言してくれると捜査する側にとって大きな力になる。真相解明まで諦めずに前だけを向いて頑張ろう、そう思った。

「一体元治はどこに佐川明子を隠しているんでしょうね。」
「まぁそんなに遠いところではないんだろうけど、元治は中々の策士っぽいから、そう簡単に足がつくとこではないのは確かね。」
「策士と言えば小渕愛子もそうね。私達を翻弄してくれたし。」
「川口元治と小渕愛子…、策士同志が手を組んで高島謙也にどんな形で復讐をしようとしてるのか…。」
「まぁ社会的に抹殺するってより、やっぱ存在自体を抹殺するつもりでしょうね。でもタダでは殺さないでしょう。社会的に抹殺してから命をも奪うつもりだろうね。根は深そうだから。」
「木田康介、高島謙也、佐川明子、そして金成和弘、川口元治、小渕愛子の構図。ただ事件は目立と横芝の対立関係。それから見ると金成和弘側は横芝に何か関わりがあるのかも知れないですね。坂下裕之と坂下秀徳は金成和弘と何かしら関係があったかも知れないし。金成和弘と川口元治と小渕愛子が横芝と何か関わりがないかどうかも洗い直す必要がありそうですね。」
マギーの言葉に頷きながらもため息をつく。
「はーっ、真相に近づくにつれてやることも増えてくわね。ほんと忙しい。マギー、あなたも今日はもう帰りなさい。」
「え?私は全然大丈夫ですけど。」
「人に任せるのも仕事のうちよ。こんな夜中に調べて出てくる情報は限られてるし、明日の朝から調べた方が効率いいでしょ?休める時には休まないとね。私ももう今日は帰るから。」
「分かりました。」
若菜が仕事をするなら帰る気はなかったが、若菜も帰るなら言う事に従おうと決めた。
「確かに日中にした方が効率はいいよな。俺も今日はそこそこにして帰るから、お前らは上がれ。」
「はい。」
マギーと若菜は少し雑務をこなしてからそれぞれの家に帰った。マギーは途中、華英にLINEをしたが、取り敢えずは落ちついているようで安心したのであった。明日は普通通りに仕事に行くと言っていた。マギーが迎えに行く約束をしてLINEを終えた。

「華英は優秀な刑事。きっと真っ直ぐに歩いてくれるはず。」
マギーはそう信じた。


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