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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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佐川-5

マギーは元治に身柄を拘束されていた時から思ってた疑問を口にした。
「私、どうしても分からない事があって、佐川明子が全裸張り付けに遭った後、次も同じ事を実行するって犯行声明があって、実際に小渕愛子が被害にあったじゃないですか?REVOLUTORは証言から川口元治である事が分かりましたが、ではなんで味方であるはずの小渕愛子をあんな目に遭わせる必要があったのかなと。あの感じだと元治と小渕愛子はパートナーで間違いないと思います。それが恋人なんだか復讐の為のパートナーなんだかは分かりませんが。元治が小渕愛子を全裸張り付けにした意味が分からないんですよねぅ…」
顎を摘みながら言った。

「確かにな。おかしいよな。不自然だ。」
「佐川明子を全裸張り付けにしたのを撹乱する狙いだったのかなー?もし佐川明子を全裸張り付けにしたのが自分だとバレた時の為に、今の私達みたいにじゃあ何で仲間である小渕愛子を?もしかして犯人は川口元治じゃないんじゃないかって。でも自分からREVOLUTORは俺だって言ったし、佐川明子を全裸張り付けにしたのも告白してるし。バレて困るって感じじゃないわよね。」
3人は考え込んだが、いち早くマギーが何か閃いたように、あっ、と言った。

「もしかして、元治が佐川明子の次に全裸張り付けにしようとしたのは別の人だった…?元治が別の人を全裸張り付けにする前に、流れから言うと高島謙也が元治への仕返しで小渕愛子を全裸張り付けにしたとか…。」
若菜は興奮気味に目を開いて言った。
「その読み、いいわね!それなら話の辻褄が合う!」
若菜に褒められて少し嬉しかった。
「となると、もう佐川明子が全裸張り付けになる前から高島謙也と川口元治はお互いを敵だと認識してたって事ね。それ以前にも私達の知らない所で2人の戦いは始まっていたのかも知れないわね。」
「もう何10年も前からの因縁ですからね。可能性は十分にあります。」
マギーの洞察力にやはり嬉しくなる石山。それは若菜も同じであった。決して口にはしないが…。

「鍵は小渕愛子ですね。初めは敵同士だと見てましたが、実は仲間で、梶山氏を陥れ佐川明子を市長にする計画。2人で甘い汁を吸う事が目的だと思いきや、小渕愛子の中ではやはり佐川明子は敵だった。小渕愛子が佐川明子を恨む理由は恋人を必ず奪われると言う小さな事が理由じゃないはず。何か強い恨み、因縁がきっとあるはずです。」
「今の状況は佐川明子を川口元治と小渕愛子が拐ってどこかに監禁してて、佐川明子を取り戻そうと川口元治の会社を襲撃させたのが高島謙也ってとこかしら?」
「だと思います。」
そんな意見を交わし合う2人を見て石山は思う。
(マギーと三島のコンビもいいが、この2人のコンビは最強だな。)
と。


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