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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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2人と関係を持つ男-6

その時だった。いきなり事務所の方から男の怒号が響いた。
「大人しくしろ!騒ぐな!!」
応接室の中のマギーと華英はとっさに拳銃を手にし身構える。事務所の方に注意を注いでいるマギーの耳に、ボソッと言った元治の言葉が聞こえた。
「ちっ、もう嗅ぎつけやがったか…」
マギーの目が元治に向けられた。
(どう言う意味…?)
嗅ぎつけたと言う事は、元治が殴り込んで来た人間に何か都合の悪い事を抱えていると言う事である。しかしそれが何なのかじっくり考えている暇はない。まずは突入して来た男達に対処しなくてはならない。マギーは銃をドア方向に向けて男達の動向に注意を注ぐ。

女子社員らの悲鳴が響く。
「うるせー!騒ぐな!」
「山口元治はどこにいる!!」
「動くな!!」
複数の男の声が聞こえる。しかし物音から3人や4人どころではない事が分かる。そして一発、銃声が聞こえた。
「キャー!!」
悲鳴が更に大きく響く。
「てめーら、殺されてぇか!?」
緊迫する事務所。マギーはこれがかなり困難な事態である事に気づいた。
「華英、県警本部に連絡して応援要請して。」
「分かった!」
華英はすぐさま県警本部に電話し応援を呼ぶ。

「あんたさぁ、一体何を隠してるのよ?」
銃をドアに向け構えながら目だけを元治に向ける。
「ヤラせてくれたら教えてやるよ。」
相変わらずふざけた顔と態度だ。
「この期に及んでしょーもない男ね。」
「だってたまんねーんだもん、お前。そのフトモモがたまらねーぜ。」
腰を落としフトモモを露わにして構えるマギーの脚を見てニヤリと笑う。
「死ねばいいのに。」
マギーは吐き捨てる。
「そう簡単には死ねねーんだよぁ…」
そう言った瞬間、それまでのチャラい顔と態度はどこかへ消え去り、険しくなる。まるで別人だ。その悪人顔に、元治の本当の姿はこっちなのかも知れないとマギーは感じた。

そして元治の手元を見た瞬間、マギーは驚いた。ソファーの裏から何かを取り出して握りしめる元治。その手に握られていたのは紛れもない拳銃であった。
「なっ…!あ、あなた…」
「くそっ、よりによって刑事の前でチャカを使わざるを得なくなるとはな…。あいつらからも、お前らからも逃げなきゃ俺の人生終わっちまうぜ。」
元治はマギーに確保される事など気にしていないようだ。それはマギーが自分を確保する事よりも、取り敢えず表の敵を何とかする事の方が先だと言う事を理解しているであろうと考えていたからだ。元治もマギーも、今対処しなければならないのは突入してきた男達。今は共闘しなければならない事をお互い理解していた。


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