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[姦獣共の戯れ]
【鬼畜 官能小説】

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砕かれた拳-9

「犯されているんだ……」

罵声と悍ましい刺激に曝されるかずさは、改めてそう思い知らされた。

焦らされた乳輪の歯痒さは乳首にまで乗り移り、軽く摘まれただけで途切れた吐息が漏れそうになる。
秘豆も焼けたように熱くなり、ちょっとした接触だけで大袈裟に腰が動いてしまう。
そして入れ代わりに触診された肛門は強烈な嫌悪に発狂し、それ自体に意思が目覚めたかのように力強い伸縮を繰り返して、男共の指を咥えてはしゃぶりだした。


『コイツ《絶対に悦んでる》って思うのは俺だけかあ?セリフと態度がまるで一致してねぇよなあ?』

『俺もそう思ってたよ。こういうシチュエーションが好きな女なんじゃねえの?』

『もうたくや君のコトなんか頭に無いんだよ。とりあえず目の前の快感に溺れたいっていう淫乱な女なんだよ』


かずさの身体の何処を探しても、快楽など見つかりはしない。
ただ性的な刺激を受けた女体の反応がそうなる≠セけなのだ。


『アナルで感じるなんて恥ずかしい女だなあ?ああ、そうか、恥ずかしいのが好きな女なんだよなあ奥村かずさって女はあ』

「勝手なコト言わないでよッ!?誰がそんなッッッ…触らないでぇッ!!」

『「触らないで」なんて、少し可愛らしくなってきたんじゃねえか?もう《メス堕ち》寸前かよ』

『新庄由芽って後輩はなあ、かずさ先輩なら「助けてくれる」って信じきってたんだぜ?ちょっと気持ち良くなってきたからってそれ≠ヘ無えよなあ』


こんなにまで悔しい思いはした事がなかった。
そして女に産まれた事を悔む日が来るとは、今日の今日まで思わなかった。

いくら睨んでも怒鳴っても、この男共は触り続けてくる。
本来ならば一撃で倒せるはずの卑怯者の集団は、怯みすらみせずに笑いながら心と身体に暴力を振るってくる。

正々堂々の闘いならば、その痛みにも耐えよう。
だが、《性》を弄ばれる痛みは、何をどうしても耐えるのは難しかった。


(お願い、もう終わりにしてッ…!)


決して口には出せぬ哀願の台詞が、心の中で叫ばれる。
本来ならば取るに足らぬ奴らに、かずさは追い詰められている。
そのねじ曲がった欲望は、女の敵という一言では言い表わせないほどに凶悪だからだ。

鈴木は嬉々として何物かを取り出す……ガラス製の器の丸い底に、細くて長いゴムパイプが付いている……それはかずさも由芽も存在すら知らぬ、イルリガートル浣腸器であった……。


『今からかずさを身体の中から綺麗にしてやるよ。じゃないとチンポを挿れられねえからなあ』

「ッ………!!!!」


鈴木は由芽を吊るしている鉄パイプの端に容器を吊るし、田中はそのゴムパイプの先端を、かずさの肛門へと挿し込んだ。
凄まじい人権蹂躙と尊厳の剥奪が行われようとしている……由芽は最後の気力を振り絞ってその悍ましい容器を振り落とそうと足掻き、かずさはゴムパイプを何とかして外そうと死に物狂いになって藻掻いた。


『純白のウェディングドレスでも用意しときたかったけどよぉ、俺らが用意出来る白いモノって言えばザーメンと牛乳くらいだぜぇ』

「う"あ''ッッッ…なッ!?何するのよ!?ちょっ…嫌ッ!?こんなッ…ひ、酷いぃぃッ!!!」


ガラス容器の中に牛乳が注がれると、重力に引かれた牛乳がその丸底からゴムパイプの中を通って、かずさの肛門へと流れ込んでいった。
本来ならば医療行為の浣腸だが、この状況下では変態行為から一歩も外れない。
一定量で注入され続ける牛乳の浣腸に、かずさは大粒の涙を散らして喚き、そして吉田は敢えて髪から手を放し、半狂乱になっているかずさの姿をカメラに収めさせた。


『ククククッ!ケツの中まで白無垢≠ノしてやってんだぞ?ククッ…そうかそうかあ、号泣するくらい嬉しいのかあ』

「やッ…やめてえッ!!あぁッッッ…は、入ってッ…!!??嫌"あ"あ"ぁ"あ"ぁ"あ"ッッッッ!!!」

「ぷぶッ…も"ッ…ふほッ…ぷおッ」


由芽の足掻きなど高が知れている。
そしてかずさの藻掻きも……。
ガラス容器は静かに空になり、そして更に注がれて満たされる……その全てを飲み込んだかずさの腹部は苦しくてギュルギュルと騒ぎだし、その火照って赤らんだ肌にすらプツプツと鳥肌が立っていった。


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