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香澄の本性
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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   夜の狂宴の前に 香澄の性春 その4-1

初体験でありながら、4Pまで経験してしまった香澄にとって、
それを機に始まった匠とのデートは、正直、何から何まで物足りなかった。

近所の人の目につかないよう、互いの家から離れた場所で待ち合わせをし、
会うなり手をつないで、人通りがないのを確認してキスをする。
しばらく歩き、公園の中にある適当な茂みを見つけては、
周りを確かめた後、中へ入っていき、
道からは見えないことろまで入り込むとおもむろに抱き合い、
相手の下着の中に手を入れる。
そして、適当な場所があれば上着を地面において、その上に横になり、
そのまま抱き合い、互いの身体をまさぐり合う。

香澄が匠のズボンを下ろし、フェラをする。
匠は香澄のブラウスの隙間から手を入れ、胸を触り、
時にはスカートをまくり上げ、パンティーの中に手を入れてくる。
大抵はそこまでが限度だった。

いつ人が覗くかわからない茂みで、
服を脱いで抱き合ったり愛撫をしあうことはかなり難しかった。
ましてやセックスとなるとはるかに難しいことだった。
しかしだからと言って、人目が無くなる夜に、
まだ高校生で、部活もしていない香澄が外を出歩くことはなかなか難しいことだった。

一度だけ、遠出をして海に行った時は、
岩陰に隠れながら、硬い岩に手をついて身体を支え、
バックからしたことがあったが、
香澄はごつごつした岩で手が痛かったことと、
いつ人が来るかもしれないというスリルよりも不安が勝ってしまい、
行為に全く事に集中できなかった。

それでも匠は久しぶりのピストン運動をそこそこ楽しんだようで、
絶頂寸前で香澄のオマ〇コからペニスを取り出し、
足もとに射精した後、
ズボンを慌てて引き上げ、香澄のスカートを直すと、
股間から愛液を溢れさせ始め、これから、と思っていた香澄の手を引いて、
そそくさと歩き始めたのだ。

香澄は久々に、ペニスが挿入される感覚は味わったものの、
結局はいくどころかか快感さえ得ることができず、かえって欲求不満を感じた。
だからその時以来、香澄は野外でのセックスを避けるようになっていた。
しかし、屋内で、高校生の二人がセックスできるような場所は、当然なかった。

互いに好意を寄せあう相手と二人きりでセックスができない物足りなさを、
香澄は感じてはいたが、それが原因でお互いの関係が疎遠になるのも怖かった。
それは匠にとっても同じだった。

限られた条件の中での、二人きりの満足できるセックス。
それが二人の共通の追求課題となったのだ。


そんなある日の休み時間に、匠が香澄を呼び止めた。
 【新しい体位を覚えてきた。
  服を脱がなくても大丈夫。見られる心配も少ないし、
  たとえ見られてもごまかしやすい。】
香澄の耳元で匠は嬉しそうに言った。

立位だった。
香澄が片足を少し高くなった場所に置き、
そのまま匠が身体を沈めるようにして、挿入してくる。
その後、香澄は匠に抱き付き、匠はひたすら下から突き上げるのだ。

これならば、人の気配がしたら素早く離れ、香澄はスカートを下ろすだけでいい。
下着はあらかじめ脱いでおけばいいのだ。
しかも万が一見られたとしても、
周りからはカップルが抱き合っていちゃついているようにしか見えないだろう、
というのが匠の見解だった。

匠の話でおおよそのことを把握した香澄は、
次のデートではフレアスカートを履いていくことに決めた。
そして上に着るものは大きめのサイズ、それでいて厚めの布地のものを選ぶ。
そうすればボタンなどを外さずに、匠が下から手が突っ込めるだろうし、
布地が厚めならば、ブラジャーを外したままでも、
人には気づかれにくいだろうと考えたのだ。

匠はジーンズやスラックスのようなものではなく、
学校の体育で履くジャージを履いていくことにした。
これならば、脱ぐのも履くのも楽だったし、
何よりも香澄が手を入れて中で動かしても窮屈ではなかった。

ただ、実際に香澄と会ってみると、決定的な欠点が露呈した。
匠は香澄と手をつないだだけで興奮し、股間は敏感に反応してしまう。
そして街中であっても、人並み以上のペニスを直ぐに勃起させてしまうのだ。
香澄が手を突っ込んで動かしても窮屈ではない布地は、
匠のペニスにとっても窮屈ではなかったようで、
股間に明らかにそれとわかる膨らみができてしまうのだ。
匠はそれを人に見られまいとして、
誰がどう見てもおかしな歩き方をすることになった。

そこで、次から匠は常にスポーツバッグを持ち歩き、股間をすぐに隠せるようにした。
それだけではなかった。
さらにその中には薄手の毛布を入れておいた。
林の中で寝転ぶ土岐、地面に拡げれば寝ても服が汚れずに済む。
跪いた膝が痛いときでも、それを下に敷けば楽だった。


しかし、外での立位は香澄にと手はかなり辛かった。
挿入しやすくするために、香澄は片足を上げなければならなかった。
どこか足をかけるところでもあればいいのだが、
そうでない場所では、不安定な片足立ちで匠にしがみつかなければならないのだ。
わずかな時間で香澄の足は限界を迎え、
快感には程遠いところで匠の身体から離れてしまうことがほとんどだった。

それでも短時間ではあるが、オマ〇コをペニスにえぐられる感覚は、
香澄に俄然やる気を起こさせた。

香澄は、通学路を歩きながら辺りを見回し、
どこかにセックスができそうな場所はないかを見つけるのが日課となっていった。
夜、眠るときは、色々な場所を想像し、そこでも可能な体位を頭の中で工夫し、
股間を弄りながら眠る毎日だった。


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