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香澄の本性
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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   夜の狂宴の前に 香澄の性春 その3-2

その言葉を待っていたかのように、豊は史恵と香澄の尻を交互に叩き始めた。
それに合わせて匠は二人の乳房を荒々しく揉み始めた。

「あ、ああ。い、痛い。で、でも、あ、ああ。ねえ、豊君。
 大丈夫。もっと、もっと、強くても……。」
史恵は尻をくねらせながら豊の平手打ちを待った。

尻を叩くたびに、史恵の反応が少しずつ変わっていった。
【バシッ】
「あ、ああ。痛い。痛いわ。」
【バシッ】
「あうっ。痛いの。痺れるような……。」
【バシッ】
「えっ?あ、うそ。今……。」
【バシッ】
「あ、あん。なんか……。」
【バシッ】
「あ、い、いい。痛い、けど……。あ、ね、ねえ。もう一回……。」
【バシッ】
「あうっ。そ、そうよ。今の、あ、ね、ねえ。も、もう一回。」
【バシッ】
「あ、い、いいわ。そ、そこよ。ね、ねえ、もっと、もっと、強く。続けて。」
【バシッ】【バシッ】

史恵は香澄への対抗意識からなのか、あっさりとスパンキングの快感を会得し、
豊の次の平手打ちを腰をくねらせながら待つのだった。

匠の、乳房への愛撫、そして豊の、尻への平手打ち、
そしてそれに反応する史恵と香澄の喘ぎ声とも叫び声とも区別のつかない、
感極まった声が、史恵と香澄の感情をさらに高みへと導いていく。

「あ、ね、ねえ。いっちゃう。いっちゃうよ。」
先に絶頂への予告をしたのは史恵だった。
史恵は豊のスナップのきいた尻への平手打ちにすっかりはまり、
尻へ与えられる痛みが、日常とはかけ離れた快感として全身を駆け巡り、
身体を起こしているのがやっとの状況だった。

匠が史恵と香澄とにバランスよく平手打ちを食らわせようと、
手の動きに集中するあまり、
すっかり疎かになってしまった腰の動きを補おうと、
香澄も、未経験ながら自らの意思で腰をくねらせ始めた。
豊のペニスと自分の性感帯に刺激を与えようとやみくもに動いていた香澄だったが、
その刺激が、今、香澄の一番敏感な一点へと集中し始めていた。

「あ、ああ、ねえ、ね、なんか、いい、感じ。」
「あん。香澄ったら、自分でよくなり始めちゃったわ。
 この子、なんてマスターするのが早いのかしら。」
「あん。史恵。そんな言い方、やめて。恥ずかしいわ。」
「ううん。もっと言ってあげるわ。 
 香澄には淫乱女の要素がたっぷりなのよ。
 だから、初めてなのに、そんないやらしい腰つきができるんだわ。」
「ねえ。史恵。もっと、あなたともっとしっかり抱き合いたいわ。
 胸を擦り合わせられるくらいに。」
「じゃあ、一度、豊君たちと離れる?」
「ううん。それはイヤよ。さっき、史恵も言ってたじゃないの。
 男たちにバックから突かれながら抱き合うのがいいって。」
「やだ、香澄ったら。わたし、そこまでは言ってないわよ。」
「でも、そういうことでしょ?」
「確かにそうだけど……。
 ねえ、香澄って、本当に淫乱の素質があるっていうよりも、もう淫乱そのものね。」
「そうよ。だからあなたと抱き合いたいって言ってるんじゃない。」
「叩かれるのはもういいの?」
「ちょっと休憩。少し腫れてきちゃったみたいだもの。」
「痕でもつくと、ちょっとまずいものね。」
「あ、でも、豊君のせいじゃないからね。わたしたちがおねだりしたんだから。」
「でも、こうされたまま抱き合うって、難しいんじゃない?」
「だったら、こうしようか。」
そう言うと豊は、香澄の身体を自分の方に抱き寄せながら仰向けに寝た。

香澄の身体は自然と豊に跨ったままで、ペニスは外れてはいない。
背面騎乗位。
そんな名前など豊は知らなかったが、
この体勢なら史恵と香澄が抱き合いやすいと思ったのだ。
それを見た匠も、同じように史恵を身体を抱き寄せ、体勢を入れ替えた。
「あ、そっか。ボクたちがもっと近づかないとダメだね。
 香澄さん。脚を曲げて。そう、それで、前の方に行くよ。」
豊は膝を曲げ、自分の身体を引き寄せながら匠の身体に近づいていく。
「豊君、さすがに足腰が強いわね。
 ああ、香澄。こんなに近くであなたの裸を見られるとは思わなかったわ。」

二人の濃厚なキスが再び始まった。
「ねえ、香澄。わたしの胸、あなたの唾液でびしょびしょよ。」
「ああ、いやらしい子。史恵の唾液でしょ。」
「ああ、そうよ。わたしの唾液であなたの胸がぐしょぐしょになっているのよ。
 ねえ。舐めてあげる。」
そういうと史恵は香澄の乳房に垂れている唾液をジュルジュルと音を立てながら吸った。
そして吸った唾液に自分の唾液を混ぜると、
再び口から出し、舌先で香澄の乳首の周りへ広げていく。

「ほら、見て。香澄。香澄の乳首、ヌルヌルよ。」
「ああ、ねえ、史恵。もっとこっちに来て。」
香澄は近づいてきた史恵の身体を抱き寄せ、
自分の乳首と史恵の乳首をこすり合わせた。
「あん。なんていやらしいことをするの?
 あ、ああ。い、いいわ。ねえ、香澄はどうなの?」
「あ、ああ、わたしも、わたしも、おかしくなりそうよ。」
二人は乳首が触れ合うぎりぎりの距離を保ちながら身体をくねらせ始めた。

すると、豊が脚を開き気味にして、香澄のお尻を股の間に落とし込んだ。
そうすれば自分の上半身を起こすこともできるし、
香澄と史恵がもっと密着できると考えたのだ。
それに、その方が史恵の喘いでいる顔もよく見える。
女二人が唾液まみれで互いの身体を弄り合うという強烈な刺激を受けて、
豊のペニスは異常なほどまで硬度を増していた。
香澄の身体をペニスで支えるような体位をとれたのも、そのおかげだった。

そして、その一連の動きは香澄に思わぬ刺激をもたらした。
「あうっ。奥に、奥の方に、突き刺さっちゃったみたい。
 ね、ね。あ、ああ。凄い、凄いわ。豊君。」


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