投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

城ガール・幽囚
【鬼畜 官能小説】

城ガール・幽囚の最初へ 城ガール・幽囚 13 城ガール・幽囚 15 城ガール・幽囚の最後へ

麻衣・無残-4

 何回繰り返されただろうか。逃げる鬼に豆をまく福男。節分と違うのは鬼が息も絶え絶えな凄艶な美女であることと、福豆が不気味な生き物であることだ。口上も『鬼は外!福は内!』ではない。
 福男(源造)が豆(ヤマビル)をつかんだ。
「ケツをー触れーッ」
口汚く罵ると鬼(麻衣)の美しい裸体に投げつけた。
「ギャア―ッ!」
つんざくような悲鳴も、男たちにとっては心地よいBGMでしかない。投げたヒルの何匹かは麻衣の身体に張り付き、それを振り払うために尻を振る。必死の形相の美女がのた打ち回る姿に、男たちは腹を抱えて笑った。

「おっぱいに――張りつけえーーッ」
ピシッー
「ギャアーッ」
麻衣の柔肌にヒルが打ち当たる音と泣き叫ぶ悲鳴に、男の嗜虐心が加速する。
「マンコにー喰いつけーッ」
パシッー
「ヒイーッ!」
「マンコの血をーー吸い取れーーーッ!」
ビシッー
「キャア―ッ!」
引きも切らさず張り付くヒルに、鬼の形相で振り払う麻衣。新興のヒップホップダンスのような奇妙な動きに、男たちが笑い転げる。

 麻衣の悲鳴が弱々しい。乱れた髪が頬に張り付き、開いた唇からはハアハアと荒い息が漏れる
(だいぶ弱ってきたな)
陰湿な凌辱ゲームもフィニッシュを迎えつつあった。半死半生の若鮎をいたぶっても面白くない。ピチピチと活きのよい魚をまな板に押し付けるのがいいのだ。口をパクパクさせ、恐怖に引きつるその顔に包丁を突きつけるのがレイプの醍醐味なのだ。
 源造が一匹のヒルを拾い上げた。
「これが最後じゃあ。くらえッ!」
美乳めがけて投げた渾身の一投に、麻衣は半身になってのけぞった。
「クソッ!しくじったかッ!」
グロテスクな物体がピンクの乳首をかすめて飛び去る。
(終わったァ)
麻衣が安堵した瞬間、床に散乱するヤマビルに足をとられ、大きく下肢を宙に向けたまま腰から落下したのだ。
「ううっ」
もんどり打って麻衣は呻いた。X字に開いた両脚を閉じる気力もない。苦痛に歪む麻衣の美貌とパックリ開いた下腹部を交互に眺めながら、男たちはゲラゲラと笑い続けている。
 そんな男たちの笑い声も、放心状態の麻衣には遠い雷鳴のようでしかなかった。


城ガール・幽囚の最初へ 城ガール・幽囚 13 城ガール・幽囚 15 城ガール・幽囚の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前