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城ガール・幽囚
【鬼畜 官能小説】

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麻衣・無残-3


「ああっ・・・あっ・・・ああんっ」
 とろけるような快感に、麻衣が艶めかしい声をあげる。美しさをたたえた凛とした眼は宙を彷徨い、きりりとした口元は濡れただれて半開きだ。
 理性は完全に麻痺していた。見られることで気持ちが昂るのか、さらなる官能を求めて麻衣の指が膣穴に潜り込む。もうためらったりはしない。一気に奥まで挿入し、出し入れを繰り返した。
 そんな麻衣の痴態を、男たちは固唾をのんで見つめる。AV女優の演技ではない正真正銘の迫力に圧倒されているのだ。
「あ、あああっ・・・」
喘ぎ声が止まらない。腰がくねくねと妖しく動き、指の抽送も激しさを増す。絶頂が近いのだ。
「いつまでよがっとるんじゃッ、淫乱娘がッ!」
形のよいふくらはぎを蹴り上げられ、麻衣はようやく我に返った。

 あれだけ燃え盛っていた女体も潮が引いた引いたように失せ、今あるのは羞恥と罪悪感だ。
(悔しい・・・)
蔑むべき男たちに晒した痴態をおもうと、胸が張り裂けそうだ。

「助左にまぐわい方を教えてやってくれんか」
「まぐわい?・・・」
「セックスのことじゃ。助左は奥手でのう、この歳まで女としゃべったこともないのじゃ。あんたがリードして倅を男にしてやってくれんか」
「そ、そんな・・・」
 自慰の余韻で上気していた頬が青く染まった。力ずくで犯されたのなら、狂犬に噛まれたと思って忘れられるかもしれない。しかし自らリードするなんて・・・。
「大学の三年にもなりゃあオマンコ友達の一人や二人いるじゃろ」
「そんな・・・いませんッ」
人を小ばかにしたような下卑た発言に、勝気な麻衣が怒りの顔をあげた。
「儂の命令は絶対だと言ったはずだが、まさか忘れたわけではあるまい」
 サディスティックな笑みを浮かべながら、源造が木箱を拾い上げた。ヤマビルが入っている例のアレだ。
「まさか・・・」
男の薄ら笑いとグロテスクなヒルのヌメリ感に、麻衣の表情が恐怖に歪む。そのうちの一匹をつかんだ源造が、麻衣の乳房に向けて投げつけたのだ。
「ヒイッー!」
必死で振り払った。続いて二匹、三匹、それも身をよじって何とかかわした。
「お願いッ、もうやめてッ、やめてくださいッ!」
声をかすれさせて哀願したが、聞き入れられるわけがない。淫虐ゲームは始まったばかりなのだ。

「こいつあ興奮するぜえ。助左、お前もやってみい」
「うへへへッ」
助左が木箱に手をのばす。
 隙をみて立ち上がった麻衣が走って逃げた。そのプルンプルンと揺れる尻に助左が投げたヒルが張り付く。
「いやあッ」
慌てて払い除けるも、無防備になった美乳に吸血動物が投げられた。それを何とか摘み上げて床に叩きつける。
 狭い室内を麻衣は縦横無尽に走り回った。双乳が上下左右に揺れ、尻肉が踊る。全身が汗でヌメヌメと光り、栗色の秘毛はなぎ倒された草木のように恥丘に張り付く。
 スポーツ万能の麻衣にとって、相手の動きを予測するなど容易いことだ。しかし四方八方から飛んでくるつぶてにはなす術もない。それでも逃げないわけにはいかなかった。
『一度吸血されたら満腹になるまで離さん』
『血液が固まりにくくする分泌液を出すんじゃ。しばらくは血が止まらん』
そう脅されていたのだ。
 源造が掌いっぱいのヤマビルをつかんだ。
ピシャッ!
小気味よい音を響かせて、麻衣の弾力ある皮膚が鳴る。
「ひいいッ!」
それと同時に甲高い悲鳴があがる。
 節分の豆まきさながらに、無数のヤマビルが宙を舞う。
「タマ切れじゃあッ、助左ッ!」
まだまだ麻衣を虐め足りないのか、床に散乱するヒルを助左に集めさせる。鈍重な我が子の動きにイラつきながらも、陰湿な男の眼はギラギラと情欲をたぎらせていた。

 
 



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