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香澄の本性
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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主役登場-5

香澄の夫の声だった。
「待て!暴力は許さない。」
「許さない?おいおい、お前の立場は何なんだ。」
「ボクは香澄の夫だ。
 あなたが来る前に、拓海という男が約束をした。
 香澄は怪我無く家に帰す、と。
 その前には、一人2発ずつ、5人で10発。そうしたら家に帰すと約束したそうだ。」
「だから何なんだ。」
「あなたは、自分の部下か手下かなんだかは知らないが、
 下の者がした約束を、簡単に破るような男なのか?」
「なんだと?」
「怪我はさせない。それが絶対条件だ。
 それ以外のことならボクは黙って見ているつもりだ。」
「なるほど。怪我だけはさせるな、とな。
 そうなのか?拓海。」
「は、はい、いや、しかし、その……。」
「そうか。じゃあ、暴力はやめよう。
 ならばなおのこと、香澄さんよ。あんたに素直に協力してもらわねえとな。
 全くこのご時世、レイプもやりにくくなったもんだぜ。」

香澄の夫が出してきた条件が自分のせいのように感じた拓海は、
石原や大門に殴られる覚悟で言った。
「すみません。大門さん。
 オレが余計なことを……。」
「おめえが謝ることじゃねえよ。
 成り行きっていうものがあったんだろうからな。
 さてと。じゃあ、どうしてくれようか。
 暴力がダメとなったら……。
 おい、拓海。お前、例のモノは使わなかったのか?」
「いえ。使ったんですが、こいつ、呑み込まないで隙を見て吐き出したようなんです。」
「だったらもう一度飲ませりゃいいだけのことじゃねえか。」
「あ、確かに…。」
「何が確かにだ。最初っからそうしてりゃあ、全てこっちの自由だったものを。」
「そうでした。」
「まあいいさ。それなりに理由があるんだろう。
 それにこの女、薬なんか使わなくても落とすことは出来そうだ。
 もっと面白い、刺激的な方法でな。」
「えっ?なにか方法があるんですか?」
「な〜に。ちょっとばかり旦那に協力してもらうのさ。
 おい、聞いてたか?香澄の旦那さんよ。」

「……。ああ。聞いていた。
 薬を使ったがうまくいかなかったらしいな。
 香澄はあれでいて舌の感覚は確かなんだ。」
「ほう。今までにも媚薬の類を使ったことがあるっていうことかな?」
「さあな。そういう質問に答えるつもりはない。」
「そうか。まあいいさ。
 ところで相談なんだが……。
 香澄とアナルの経験は?」
「さあ。」
夫の無表情な声が返ってきた。
「そうか、まあいいだろう。
 じゃあ、こっちの要件を一方的に伝えさせてもらってから返事をしてもらおうか。
 オレたちはな、女を弄ぶときはいつも二穴ファックをしてやるのさ。
 二穴は知ってるな?
 オマ〇コとアナル、二つの穴を同時に責めるセックスだ。
 ファラとオマ〇コセックス、いわゆる串刺しセックスの後は、
 二穴と決めてるのさ。
 若い連中も、アナル責めをしようと思ったようだが、香澄がごねたらしい。
 準備をしないとクソまみれになるってな。
 で、だったら今から香澄が言う、その準備をさせようと思うんだが……。
 どうもそれにも素直に応じようとしなくてな。
 あんたの口から香澄を説得してくれないかなあ。」
「説得?」
「ああ。どのみちアナルはやるつもりだ。
 クソまみれになって家に帰るのがいいか、奇麗な身体のままで帰るか。
 あんたならオレが何を言いたいか、大体わかるだろ?変態さんよ。」
「……。」

「なあ、香澄に教えてやってくれないか?
 いや、香澄は知っているはずだ。香澄に言わせてやってくれ。
 アナルセックスをするための準備をこれからします、と。
 どんな準備をするのかを事細かくに。
 なあ、旦那さんよ。 
 香澄はあんたが言えば素直に言うことを聞くんじゃねえのか?」

「……そういう、ことか…。」
「どうだい?ビデオ通話であんたに向かって香澄が話す。
 あんたにとっても、香澄にとっても、刺激的なことだと思うんだがな。
 それに、この香澄のスマフォ、
 中には香澄のあられもない姿がたくさん収められている。
 そのデータの使い方も、オレたち次第さ。
 一生、世間から淫乱のレッテルを貼られて生きていきたくはないだろうよ。」
「……。」

しばらくの沈黙の後、香澄の夫の声が聞こえた。
「わかった。スマフォを香澄に渡してくれ。
 説得してみる。」
「物わかりのいい旦那だぜ。」
大門は香澄にスマフォを手渡した。

「香澄、香澄、聞こえるか?ボクだ。」
「あ、あなた。あなたなの?」
「ああ。香澄。よく聞くんだ。
 今はそいつらの言いなりになるんだ。アナルセックスをするための準備をするんだ。」
「ああ、あなたまでそんなことを言うの?」
「よく考えるんだ。香澄。
 そのスマフォの中にはいろいろなデータが入っている。
 レイプされているところも撮影されたんだろ?」
「ええ。たくさん録画されてしまったわ。 
 そのデータを流されたりしたらわたし…。」

夫は声を急に潜めて話し始めた。
「流されたら流されたでいいじゃないか。
 世界中に男たちに、君の美しい裸身と卑猥なオマ〇コを晒してやればいいさ。l
「あ、あなた。本気で言ってるの?」
「ああ。そんなデータ、大したものじゃない、だろ?
 (モット大事ナデータガアルジャナイカ。)」


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